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2025年(第27回)言語聴覚士国家試験の結果速報は3月26日(水)にこちらの記事で掲載します。
>【結果速報】第27回言語聴覚士国家試験の合格者数・合格率・合格基準は?
1.第27回言語聴覚士国家試験の概要
試験日
2025年(令和7年)2月15日(土)
試験地
北海道、東京都、愛知県、大阪府、広島県、福岡県
受験案内の配布期間
2024年10月中旬以降(予定)
受験案内は公益財団法人医療研修推進財団宛に郵送で請求します。詳細は医療研修推進財団のホームページよりご確認ください。
受験申込期間
2024年11月18日(月)〜12月6日(金)
受験手数料
3万8,400円
合格発表
2025年(令和7年)3月26日(水)午後2時
厚生労働省の資格・試験情報のページおよび医療研修推進財団のホームページにその受験会場と受験番号を掲載して発表されます。
2.言語聴覚士国家試験の出題、配点、合格基準
第27回言語聴覚士国家試験の試験科目は以下のとおりです。
- 基礎医学
- 臨床医学
- 臨床歯科医学
- 音声・言語・聴覚医学
- 心理学
- 音声・言語学
- 社会福祉・教育
- 言語聴覚障害学総論
- 失語・高次脳機能障害学
- 言語発達障害学
- 発声発語・嚥下障害学
- 聴覚障害学
例年、1問1点の合計200問出題され、120点以上(正答率60%以上)が合格基準となっています。
出題数 | 配点 | 合格基準 | |
---|---|---|---|
基礎科目 | 100問 | 100点満点(1問1点) | ー |
専門科目 | 100問 | 100点満点(1問1点) | |
合計 | 200問 | 200点満点 | 正答率60% (120点以上) |
3.過去の合格基準と合格率の推移
合格基準
言語聴覚士国家試験の合格基準となる正答率は60%で一定です。出題数は毎年200問ですが、年によっては採点除外になる問題があるため、満点と合格基準点が変動する年もあります。
合格者数・合格率
言語聴覚士国家試験の過去5年の合格率は65〜75%で推移しています。
前回(第26回)の試験結果
前回の第26回試験の結果は次のようになりました。
受験者数 | 合格者数 | 合格率 | |
---|---|---|---|
全体 | 2,431人 | 1,761人 | 72.4% |
新卒 | 1,767人 | 1,543人 | 87.3% |
既卒 | 664人 | 218人 | 32.8% |
ほかの国家試験と同じく、新卒者と既卒者で合格率に大きな開きがあります。前回試験では、新卒者の合格率が80%台後半であるのに対して、既卒者の合格率は30%台前半に留まりました。
4.合格後の免許申請手続き
合格後は免許申請の手続きをおこない、厚生労働省が管理する言語聴覚士名簿に登録されることで、初めて有資格者としての業務が可能になります。申請から免許証が手元に届くまで時間がかかるので、合格後は速やかに申請手続きをおこないましょう。

申請書類の提出先
書留郵便にて下記住所へ郵送
公益財団法人 医療研修推進財団試験登録部
〒105-0003
東京都港区西新橋1丁目6番11号 西新橋光和ビル7階
提出書類
〈必須書類〉
- 免許申請書
- 合格証書の写しまたは合格証明書(申請書に受験地や受験番号など必要事項の記載があれば不要)
- 診断書(発行日から1ヶ月以内のもの、指定様式はこちら)
- 住民票の写しまたは戸籍抄(謄)本(発行日から6ヶ月以内のもの)
- 収入印紙 9,000円(申請書内に貼付)
- 事務手数料(所定の金額)
〈登録済証明書の発行を希望する場合のみ必要〉
- 登録済証明書用はがき
- 所定料金の切手(速達を希望する場合は速達分の切手)
免許登録後、免許証が手元に届くまでは日数を要します。その間に登録済証明書の提出を求められる職場もあるので、必要な場合は発行してもらいましょう。
試験・免許登録に関する問い合わせ先
公益財団法人医療研修推進財団
〒105-0003 東京都港区西新橋1丁目6番11号 西新橋光和ビル7階
電話番号:03-3501-6515
FAX番号:03-3539-6636
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