第29回言語聴覚士国家試験の概要
試験日
2027年(令和9年)2月20日(土)
合格発表日
2027年(令和9年)3月26日(金)午後2時
厚生労働省ホームページの資格・試験情報ページにて、受験地・受験番号を掲載して発表され、合格者には合格証書が郵送されます。
受験申し込み期間
2026年11月16日(月)〜12月4日(金)
試験地
北海道、東京都、愛知県、大阪府、広島県、福岡県
受験手数料
3万8,400円(指定口座に振り込む)
配点・出題数・合格基準
言語聴覚士国家試験は1問1点の200問が出題されます。合格基準は、採点除外の問題を除いた総得点の正答率60%で一定です。
- 配点を1問1点、合計200点満点とし、120点以上を合格とする。
- 総得点:120点以上/200点
過去の試験データ
合格率
言語聴覚士国家試験の過去5年間の合格率は66〜75%の間で推移しています。
合格後の免許申請手続き
合格後は免許申請の手続きをおこない、厚生労働省が管理する言語聴覚士名簿に登録されることで、初めて有資格者としての業務が可能になります。申請から免許証が手元に届くまで時間がかかるので、合格後は速やかに申請手続きをおこないましょう。

申請書類の提出先や提出書類の詳細(クリックで開閉)
住所地を管轄する保健所
※一部の保健所は受付窓口となっていない場合があります。各都道府県のサイトで確認してください
受付時間
保健所(一部の県については県庁)の業務時間内
提出書類
〈必須書類〉
- 免許申請書(指定様式はこちら)
- 合格証書の写しまたは合格証明書(申請書に受験地や受験番号など必要事項の記載があれば不要)
- 診断書(発行日から1ヶ月以内のもの、指定様式はこちら)
- 住民票の写しまたは戸籍抄(謄)本(発行日から6ヶ月以内かつ個人番号が記載されていないもの)
- 収入印紙 9,000円(申請書内に貼付)
- 事務手数料 8,000円
- 免許証送付用封筒 930円
- (外国籍の人のみ)国籍がわかる書類
- 短期在留者:旅券その他身分を証する書類の写し
- 中長期在留者、特別永住者:住民票の写し
〈登録済証明書の発行を希望する場合のみ必要〉
- 登録済証明書用はがき
- 140円切手(速達を希望する場合は300円分の切手)
免許登録後、免許証が手元に届くまでは日数を要します。その間に登録済証明書の提出を求められる職場もあるので、必要な場合は発行してもらいましょう。
試験・免許登録に関する問い合わせ先
公益財団法人医療研修推進財団試験登録部
言語聴覚士の実体験
国家試験に合格し、晴れて言語聴覚士となったあとはそれぞれのキャリアが始まります。これまで、なるほど!ジョブメドレーでは、医療・介護分野で働くさまざまな職種の人に取材してきました。そのなかで聞いた言語聴覚士の実体験を紹介します。
〈ケース1〉言語聴覚士歴10年目のRさん

新卒から総合病院に10年間勤めていたRさん。退院後の患者さんをフォローできないもどかしさから、在宅医療・訪問リハビリ専門のクリニックへ転職したといいます。訪問リハビリで働くSTの1日の流れや、訪問先での取り組み、病院とは異なるやりがいなどを詳しく聞きました。
>【在宅医療・介護の仕事】言語聴覚士が考える、“退院後の生活を支える”訪問リハビリとは
〈ケース2〉東日本大震災の被災地でも働いていたEさん

被災地の病院でキャリアをスタートさせたEさん。多くの患者さんと向き合う多忙な日々のなかで、現場で必要な判断力を磨いてきたといいます。その後、社会福祉法人での生活支援員とSTの兼務を経て、現在は東京の病院へ。これまでの現場経験や、東京へ拠点を移してからの働き方の変化を語ってもらいました。
>【転職者インタビューvol.31】言語聴覚士9年目30歳/転職2回
言語聴覚士の給与データ
言語聴覚士として働くにあたり、給与水準は気になるポイントの一つです。ここでは、ジョブメドレーに掲載されている求人データをもとに、言語聴覚士の給与の傾向を整理します。
| 下限平均 | 上限平均 | 総平均 | |
|---|---|---|---|
| 正職員の月収 | 25万9,119円 | 32万5,678円 | 29万2,399円 |
| 正職員の年収 | 362万7,666円 | 455万9,492円 | 409万3,586円 |
| パート・アルバイトの時給 | 1,580円 | 1,884円 | 1,734円 |
残業手当や賞与など月によって変動する金額は含みませんので、実際に支給される金額はこれよりも高くなる可能性があります。言語聴覚士の給料の一例として参考にしてください。
続いて、言語聴覚士の職場別給与を紹介します。

※年収は「月給の総平均 × 14ヶ月(ボーナスは月給の2ヶ月分)」で試算
職場別の想定平均年収を比較すると、訪問系の職場が上位を占めています。具体的には、訪問看護ステーションが475.7万円、訪問リハビリが468.1万円となっており、正職員の平均年収である約409.4万円を50万円以上上回る結果となりました。
ジョブメドレーを使って仕事が決まるまでの期間
実際に就職や転職を考えた場合、次の職場はどれくらいの期間で決まるのでしょう。求人サイトジョブメドレーで転職した言語聴覚士208人のデータを分析したところ、応募から入職までにかかった日数は平均53.1日(中央値41日)でした。
雇用形態別の日数では、正職員は平均58.5日(中央値47日)なのに対し、パート・アルバイトは平均46.9日(中央値37日)と、正職員よりも入職までの日数が比較的短い結果となりました。
| 平均日数 | 中央値日数 | |
|---|---|---|
| 正職員 | 58.5日 | 47日 |
| パート・アルバイト | 46.9日 | 37日 |
※実際に入職した求人を対象に、応募から入職までの日数を計測
出典:ジョブメドレー会員データ 期間:2024年12月~2025年11月
対象:ジョブメドレーを通じて転職した言語聴覚士
調査人数:192人 指標:応募から入職までにかかった日数
正職員は勤務条件や入職時期の調整が必要になることから、入職までに一定の時間を要する傾向があると考えられます。
すでに内定をもらっている人も、これから仕事を探す人も、働き方やキャリアについて考える場面は出てくることでしょう。その際は、ジョブメドレーの求人情報をのぞいてみるのも一つの手です。そのときの状況や希望に合った条件で求人を探すことができます。
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