会社行事で職場の人を観察しよう
医療や介護の仕事は、年齢や立場、職種を越えたチームワークが欠かせません。そこで職員間の親睦を図ることを目的に、旅行やイベントを開催する職場も増えてきました。行事は同僚との親睦を深める良いチャンス。たとえ苦手な人でも、普段見えていなかった側面が見えてきて親近感を覚えたりすることもあります。もちろん、休日返上や行事の頻度が多いと感じる人はやんわりと断り、無理をせずに参加していきましょう。
明るい職場は信頼の絆で盛り上げよう
良いコミュニケーションに欠かせないのが挨拶です。せっかく行事で同僚と仲良くなったのですから、職場でも気持ち良く挨拶ができるはずです。元気で爽やかな声は、それだけでも職場を明るくしますよね。また、仕事中のハリのあるかけ声も、医療介護の現場ではとても大切です。スタッフ間のコミュニケーションが良ければ、患者さんや介護を受ける高齢者の方々にも気持ちの良い応対ができます。
仕事はあくまで謙虚に、仲間への言葉には気遣いを
仕事には責任を持ち、誠実・謙虚でなければいけませんね。特に医療介護業務では、自分のポジション、役割、やれる量をわきまえていることが大切です。一人でできない場合は、早めに上司に相談するなどして手助けの要請をしましょう。また、行事で深めた同僚たちとの親睦を仕事で生かすのも重要です。長所や短所、人柄がわかってくると、連携がスムーズになるのではないでしょうか。ただし、親しくなったからといっても職場の仲間への否定的な言葉や批評は良くありません。ついつい言いたくなる時には時と場所を考えて大人の行動を。誰かが言っていても同調せず、うまく流すこともポイントです。
過敏にならずに仲間を信頼することも必要
いろいろと人間関係に気をつけていても、うまく行かずに悩むことがあります。でもそれは、考えすぎや過敏になりすぎているだけなのかもしれません。忘れてはいけないのは、職場の人は仲良し友達とは違うということです。業務を遂行するための信頼で結ばれている仲間ということを忘れないようにしましょう。休日のおつきあいが大変だと感じたら、上手に断って職場の人との距離をうまく保ち、自分の時間を作ってリフレッシュすることも大切です。