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コラム2018/10/24
夜勤で働く介護職の勤務形態や仕事内容は?

介護スタッフは病院や介護施設などで患者さんや利用者さんのケアを行なっています。また、働く場所だけではなく、勤務形態もさまざまです。今回は夜勤として働く介護職の勤務形態や仕事内容をご紹介します。

夜勤

介護職の勤務形態

病院や介護施設で働く介護職の勤務形態は大きく2つに分けられます。


2交代制勤務(日勤と夜勤)


2交代制勤務は、日勤と夜勤を交代に行う勤務形態です。介護職の夜勤時間を施設形態別にみると、2交代制勤務が占める割合は次のようになっています(日本医療労働組合連合会「2017年 介護施設夜勤実態調査結果」より)。


特別養護老人ホーム
・16時間以上の2交代 80.0%
・16時間未満の2交代 10.0%
介護老人保健施設
・16時間以上の2交代 64.3%
・16時間未満の2交代 14.3%
グループホーム
・16時間以上の2交代 64.1%
・16時間未満の2交代 30.8%


調査結果から、多くの病院や施設では1回の夜勤が16時間以上となっていることがわかります。夜勤時間だけを聞くと、「16時間以上も連続で働くの?」と驚く人もいるかもしれません。


労働基準法では、1日の労働時間(法定労働時間)は原則1日8時間、1週間で40時間以下と定められています。それにも関わらず、介護職が1日16時間以上の夜勤をしている理由は、「変形労働時間制」が採用されているためです。


「変形労働時間制」とは、一定期間(1ヶ月または1年)の労働時間を平均し、1週間当たりの労働時間が法定労働時間(40時間以内)を超えない範囲内で、特定の日または週に、法定労働時間を超えて労働させることができる制度です。


2交代制勤務では、16時間以上と1回の勤務時間が長くなる分、同じ週に休日が増えるので、連休がとりやすくなるといったメリットがあります。


3交代制勤務(日勤、準夜勤、深夜勤)


3交代制勤務は、勤務時間が日勤、準夜勤、深夜勤の3つに分かれている勤務形態です。準夜勤は夕方から深夜までの勤務、深夜勤は深夜帯を中心とした勤務となります。準夜勤と深夜勤の勤務開始時間や終了時間の細かい取り決めは、勤務する病院や施設で異なります。


また、3交代制勤務は2交代制勤務と違い、1回の勤務が約8時間と決められていることが特徴です。


介護職の勤務形態には「2交代制勤務」「3交代制勤務」に加えて、早番(早出:日勤の勤務時間よりも勤務開始時間が早い)や遅番(遅出:日勤の勤務時間よりも勤務開始時間が遅い)がある病院や施設もあります。


事業所ごとに勤務形態が異なるので、病院や施設の求人情報を見る時には、介護職の勤務時間・勤務形態の情報欄を参考にするといいでしょう。

夜勤の介護業務時間の長さに感じる不安

夜間に仕事をする時間が長くなると、生活リズムが崩れたり、心身の疲労がとれなかったり、自分の体へかかる負担に、不安を感じることがあるかもしれません。


実際に、介護職と同じく夜勤が一般的な看護職では、退職してしまう要因の一つとして夜勤があげられています(日本看護協会「2007年 潜在ならびに定年退職看護職員の就業に関する意向調査報告書」より)。


平成28年度の診療報酬改定では、病院や診療所で働く看護職員の夜勤負担を減らすために、1人当たりの月の平均夜勤時間数が72時間以下になるように取り決められました。


ただし、介護施設ではいまのところ夜勤時間数の取り決めはされておらず、施設ごとの就業規定に添って夜勤時間数が決められています。


また、日本看護協会は夜勤の場合、実際の労働時間が8時間より短くても夜勤中に1時間以上の休憩をとることを推奨しています。

介護職の1ヶ月の夜勤回数はどのくらい?

ここまで、介護職の勤務形態と夜勤時間について説明しました。では、介護職が1ヶ月に勤務する夜勤回数はどのくらいあるのでしょうか?


介護職の1ヶ月の夜勤回数は4~5回が一般的です。しかし、病院や施設によっては1ヶ月に7~8回になるなど違いがあります。


そのため、体にかかる負担に不安を感じる場合には、入職前に1ヶ月の平均夜勤回数を確認しておくといいでしょう。

介護職が夜勤で行っている仕事内容は?

介護職の夜勤は、勤務開始が16:30や17:00からとなっているケースが多くあります。夜勤では勤務開始が夕方となるため、主な介護業務には以下のような仕事があります。


・食事の介助
・下膳、食事で使ったエプロンの片づけ
・歯磨きの介助(口腔ケア)
・自室に戻る移動、移乗(車いすとベッド間を乗り移ること)の介助
・パジャマへ着替える介助
・排泄(トイレ、オムツ交換など)の介助
・患者さん・ご利用者さんの部屋の見まわり
・寝返りに介助を必要とする人への体位交換
・ナースコールへの対応
・記録

この他にも、発熱者がいた場合には、看護師の指示に従って氷枕を交換したり、夜間眠れない患者さん・ご利用者さんの話を聞いて不安を和らげたりといった介護業務を行っています。


ただ、夜勤では医療スタッフの人員が少なくなるため、「患者さんやご利用者さんの体調が急に悪くなったらどうすればいいの?」と不安に感じるかもしれません。


例えば特別養護老人ホームでは、90%の施設で看護職員の夜勤・当直を行っていないという調査結果があります(厚生労働省「第143回 社保審-介護給付費分科会 参考資料2」より)。


一方でそのうちの93%の施設で看護師のオンコール体制を取り入れているという結果も出ており、夜間に医療スタッフと連携が希薄になってしまう施設は少ないことが分かります。


どんなときにでも医療スタッフの指示を受けやすい体制が整っていることは、利用者さんはもちろんのこと、介護職の負担軽減にもつながることでしょう。


介護職は夜勤をした場合に手当がつくの?

介護職の夜勤は、労働基準法では時間外労働扱いとなり、基本給の25%増しの賃金が支給されます。病院や施設では、夜勤手当として夜勤をした場合に割り増し賃金を支給していますが、日本医療労働組合会では夜勤手当の支給状況について実態調査を行っています。


日本医療労働組合会が2015年に行った「介護施設夜勤実態調査結果」」によると、2交代制勤務の夜勤手当は平均支給額6,335円、3交代制勤務の夜勤手当は準夜勤の平均支給額3,264円、深夜勤の平均支給額4,325円となっています。


夜勤手当の支給額は病院や施設によって異なります。夜勤手当が支給される分、1ヶ月の夜勤回数が多くなると給与の支給額が増えていきますが、一方で夜勤による心身の負担も増えていきます。


夜勤手当の支給額や夜勤回数は職場選びの重要なポイントの1つとなりますが、体を壊さないように、自分に合った働き方ができる職場を選びましょう。

介護職の夜勤は何歳から?未成年でも働ける?

近年では進学率が高くなっているため、20歳を過ぎるまでは大学や専門学校などに通っているイメージが強いかもしれません。


しかし、病院や施設には未成年でも介護職として働いている人が少なくありません。中学や高校卒業後に進学せずに就職をしたり、専門学校の夜間部に通う合間の時間に働いたりしている人もいます。


また、介護業界では介護に関わる資格試験のサポートを受けるために、介護職として病院や施設で実践を積んでいる人もいます。


さらに都道府県でも、介護に関わる資格試験のサポートを行っている場合があります。たとえば東京都では、「介護就業促進事業」として、介護施設で働きながら介護職員初任者研修(旧ホームヘルパー2級に相当)の資格取得を支援する事業を行っています。


ただし、未成年者の場合、夜勤については労働基準法で注意しなければならない就業時間の取り決めがされています。


労働基準法では「満18歳に満たない者を午後10時から午前5時までの間において使用してはならない」と決められています。例え、専業であったとしても年齢が満18歳になっていない場合は、法律違反となるため、深夜帯の介護業務をすることができない点に注意してください。


未成年者でも満18歳に達している場合には、学校などの日常生活や自分の健康に支障のない範囲で、夜勤の介護業務に就くことを検討してもいいのではないでしょうか。

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