1. 「地域医療支援病院」の役割や特徴、働くうえでのメリットは?

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コラム2018/04/13
「地域医療支援病院」の役割や特徴、働くうえでのメリットは?

地域の中核病院などといった規模が大きな病院では、都道府県から「地域医療支援病院」の承認を受けていることがあります。地域医療支援病院とは一体どのような病院なのか紹介します。

地域医療支援病院ってどんなところ?

地域医療支援病院は、医療機関の機能区分の1つであり、1997年の医療法改正によって発足しました。「患者さんに身近な地域で医療が提供されることが望ましい」という趣旨のもと、その地域の医療機関を支援する役割を担っています。

地域医療支援病院として機能するためには、定められた一定の条件をクリアし、かつ都道府県知事からの承認を受けなければなりません。地域医療支援病院は、紹介患者の診療だけでなく地域の診療所への逆紹介も行っています。病院設備も整っており、救急医療にも対応しているほか、かかりつけの医師や歯科医が施設の医療機器を共同で使用することも可能です。また、病院で働くスタッフだけでなく院外の医療従事者への研修にも力を入れています。

地域医療支援病院として承認を受けた医療機関の数は2017年6月末では548病院あり、年々増加しています。なお、地域医療支援病院としての業務は、承認を受けた病院のみが行えます。

承認を受けるために必要とされる要件について

地域医療支援病院であると承認されるためには、医療機関の主体が国・都道府県・市町村・社会医療法人・医療法人などであり、個人で開設していないものであることが必須です。また、地域の診療所や歯科医院から紹介を受けた患者と逆紹介をした患者の割合が、次の3つのパターンのいずれかである必要もあります。

  • 1:紹介率80%以上(60%以上で承認後2年以内に80%以上に達すると見込める施設も含む)
  • 2:紹介率65%以上かつ逆紹介率が40%以上
  • 3:紹介率が50%以上かつ逆紹介率が70%以上

このほかにも、病院に救急医療を提供できる能力があること、建物や設備・機械について地域の医師や歯科医師などが利用できる体制が確保されていること、地域医療従事者に対する教育を行っていること、原則として病床数が200床以上であることなどが要件になっています。

紹介率・逆紹介率とは?

承認要件として出てきた紹介・逆紹介とは、そもそもどのようなものなのでしょうか。紹介とは、地域の診療所や歯科医院から地域医療支援病院へ患者を紹介することをいい、患者さんは紹介状を持って地域医療支援病院を受診することになります。反対に、逆紹介は地域医療支援病院からほかの病院や診療所・歯科医院へ患者さんを紹介することを意味します。入院治療が終わり、退院後は診療所でのフォローが可能である場合や、診療所でも行える治療などで患者さんが希望した場合などが当てはまります。紹介率と逆紹介率は次のようにしてその割合を出しています。

・紹介率:(紹介を経て受診された患者数+救急患者数) ÷ 初診患者数全体×100

・逆紹介率:逆紹介患者数 ÷ 初診患者数×100

初診患者数は、夜間や休日に救急外来を受診した患者さんや、健康診断を目的として受診し、治療が必要となった患者さんを除くこととなっています。

職場として地域医療支援病院を選ぶメリットはある?

地域医療支援病院は、先に紹介したさまざまな要件を満たし、都道府県知事から承認も受けています。それはつまり、地域の中核病院として位置づけされるくらいの規模と設備があるということです。診療科や部署の幅が広く、たくさんのスタッフが従事していることも予想されます。規模が大きい病院はスタッフの数の多さから、正職員だけでなくパート職員の採用も積極的に行っているところがほとんど。このような特徴から、就職先として地域医療支援病院を選んだ場合には、幅広い分野の医療が学べるチャンスがあるだけでなく、結婚や出産・子育てなど生活の変化があっても、シフトの調整や部署の異動、採用条件の変更がしやすいというメリットがあります。

また、地域医療支援病院は医療従事者への研修や講習会が多く行われているということも、注目したいところです。配属先の診療科に関連した分野以外の知識や技術も高められるチャンスがあるのです。医療従事者としてどのようにキャリアを積んでいきたいか、希望するワークライフバランスなども考えながら就職先の候補として考えてみてはいかがでしょうか。

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