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コラム2018/09/10
専門看護師と認定看護師、2つの資格はどう違う?

専門看護師と認定看護師は、自身のキャリアアップのために認定を目指す人が多い資格です。混合されがちな2つの資格には、どのような違いがあるのでしょうか。

専門看護師制度と認定看護師制度の目的

専門看護師と認定看護師は、医療の高度化・専門化にともない、より専門的な看護師や、看護師をマネジメントする人材を育成しようという考えにもとづいて作られた資格です。「日本看護協会」の 公式サイトでは、それぞれの資格認定制度の目的を下記のように記しています。


◆専門看護師制度
専門看護師制度は、複雑で解決困難な看護問題を持つ個人、家族及び集団に対して水準の高い看護ケアを効率よく提供するための、特定の専門看護分野の知識・技術を深めた専門看護師を社会に送り出すことにより、保健医療福祉の発展に貢献し併せて看護学の向上をはかることを目的としています。(出典:日本看護協会)

◆認定看護師制度
認定看護師制度は、特定の看護分野において、熟練した看護技術と知識を用いて水準の高い看護実践のできる認定看護師を社会に送り出すことにより、看護現場における看護ケアの広がりと質の向上をはかることを目的としています。(出典:日本看護協会)

「看護のプロ」と「現場のプロ」

資格認定制度の目的の違いだけでは少しわかりづらいので、それぞれの役割を比べてみましょう。専門看護師は、専門看護分野において以下の6つの役割を果たします。認定看護師は、特定の看護分野において以下の3つの役割を行います。(専門看護分野・特定看護分野の詳細は こちらをご参照ください)


◆専門看護師の役割
実践:個人、家族及び集団に対して、熟練した看護技術を用いて水準の高い看護を実践する。
相談:看護者を含むケア提供者に対しコンサルテーションを行う。
調整:必要なケアが円滑に行われるために、保健医療福祉に携わる人々の間のコーディネーションを行う。
倫理調整:個人、家族及び集団の権利を守るために、倫理的な問題や葛藤の解決を図る。
教育:看護者に対しケアを向上させるため教育的役割を果たす。
研究:専門知識及び技術の向上並びに開発を図るために実践の場における研究活動を行う。

◆認定看護師の役割
実践:個人、家族及び集団に対して、熟練した看護技術を用いて水準の高い看護を実践する。
指導:看護実践を通して看護職に対し指導を行う。
相談:看護職に対しコンサルテーションを行う。

専門看護師は、専門知識・技術を持つだけでなく、指導者や医師と患者さん、各機関との調整役を担うほか、教育、看護学のための研究なども行う、看護分野全体のスペシャリストと言えるでしょう。認定看護師は、「ある特定の看護分野において、熟練した看護技術と知識を用いて、水準の高い看護実践の出来る者」とされ、看護の現場におけるスペシャリストと言えます。

専門看護師になるためにはどうすればいい?

専門看護師になるためには、大きく分けて以下の6つのステップがあります。


1. 看護師免許を持っていること
2. 看護師免許取得後、実務研修が通算5年以上あること(うち3年以上は認定看護分野の実務研修)
3. 認定看護師教育機関(課程)修了(6ヶ月・615時間以上)
4. 認定審査(筆記試験)
5. 認定看護師認定証交付・登録
6. 5年ごとに更新(看護実践と自己研鑽の実績について書類審査)

看護師免許に加えて、看護系大学院修士課程の修了、5年以上の実務研修、認定審査と認定までの道のりはなかなか大変です。資格認定まで長期に及ぶことも考えられるので、ビジョンをしっかり持っておく必要があるでしょう。2017年12月時点では、全国で2,104人の専門看護師が活動しています。

認定看護師になるためにはどうすればいい?

認定看護師になるためには、看護師免許取得と5年以上の実務研修のほか、認定看護師教育機関で6ヶ月間学ぶ必要があります。こちらも順を追って説明します。


1. 看護師免許を持っていること
2. 看護師免許取得後、実務研修が通算5年以上あること(うち3年以上は認定看護分野の実務研修)
3. 認定看護師教育機関(課程)修了(6ヶ月・615時間以上)
4. 認定審査(筆記試験)
5. 認定看護師認定証交付・登録
6. 5年ごとに更新(看護実践と自己研鑽の実績について書類審査)

すでに医療機関で働いている看護師さんの場合、6ヶ月の間、仕事をどうするのか考えなければいけません。医療機関によってはサポートしてくれるところもあるので、しっかりと検討してください。2018年7月時点では、全国で19,835人の認定看護師が活動しています。

あなたは専門看護師と認定看護師、どちらに向いている?

それでは、現在看護師資格を持っている、または資格取得予定の方は、専門看護師と認定看護師のどちらを目指せばよいのでしょうか? 以下の項目を参考にしてみてください。


◆専門看護師に向いている人
・看護系大学に在籍している人、または卒業した人
・専門看護師になるための費用・期間をいとわない人
・患者さんと医療機関の橋渡し的な仕事を務めたい人
・看護師の育成や看護の専門分野で研究したい人
・倫理的な面から患者さんと家族をサポートしたい人

◆認定看護師に向いている人
・看護学校に在籍している人、または卒業した人。
・専門看護分野で患者さんに寄り添った医療を提供したい人
・現場でより高いレベルの知識を学び、技術を習得したい人

看護師としてのキャリアアップを考えたとき、どちらも高い水準の技術と知識が求められます。それぞれの役割の違いを理解し、認定までの道のりを考えることはとても大切です。

資格認定の後はどうなるの?

専門看護師、認定看護師ともに資格認定後は、「小児看護専門看護師」「精神看護専門看護師」「糖尿病看護認定看護師」「認知症看護認定看護師」といったように、各専門看護の分野名を名乗ることができるようになります。


大きな病院での活躍の場が多く、専門看護師であれば看護技術の提供はもちろん、患者さんと家族の心のケア、スタッフ同士の連携もふくめた病棟の環境づくりも行うことができます。また、認定看護師であれば患者さんのQOLの向上といった仕事もあります。


医療機関によっては認定後に昇格・昇給・手当が支給されるところもあり、活躍の場が広がることは間違いありません。どのような看護師になりたいのか、自分なりのキャリアプランを描いて、目指したい資格を考えてみてくださいね。

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