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コラム2020/05/21
介護職の実務者研修とは? その内容や費用、働きながら取得する方法、初任者研修との違いなどを徹底解説

「介護職員初任者研修」の上位に位置し、介護福祉士の受験要件にもなっている「実務者研修」。実務者研修の詳細について、これから介護職に就く方や介護福祉士を目指している方はぜひ参考にしてください。

介護者初任者研修

1.実務者研修とは

「実務者研修」は、かつて実施されていた介護職員基礎研修や訪問介護員(ホームヘルパー)養成研修1〜3級を一本化し、幅広い利用者に対する基本的な介護提供能力の習得を目標としている研修です。

研修では介護職員初任者研修と共通する内容のほか、痰(たん)の吸引や経管栄養(けいかんえいよう)といった医療ケアについても学び、一定の条件のもとで医療的ケアの実施が可能となります。また、実務者研修を修了することで、訪問介護事業所で「サービス提供責任者」として働くことができます。

2.実務者研修の概要

2-1.受講要件

初任者研修と同じく、受講するための要件はとくになく、誰でも受講することが可能です。

しかし、介護における基本的な知識やスキルが身についていることを前提としたリキュラムなので、無資格・未経験の方は、まず初任者研修から受講することをおすすめします。

2-2.費用

実務者研修の受講費用は、受講するスクールや取得している介護系資格によっても左右されます。

保有資格による、おおよその受講費用の目安は次の通りです。

無資格 ・初任者研修
・ヘルパー2級
ヘルパー1級 基礎研修
約15万〜22万円 約10万〜20万円 約7万〜10万円 約4万〜6万円


2-3.カリキュラムの内容

実務者研修のカリキュラムは、通常20科目あり、受講時間にすると450時間にも及びます。

カリキュラムの内容は「人間と社会」、「介護」、「こころとからだのしくみ」、「医療的ケア」の4つに大きく分けられ、「医療的ケア」は喀痰吸引や経管栄養などについて実技を通して学んでいきます。

それぞれの科目と受講時間については下記表の通りです。

分野 科目名 受講時間
人間と社会 人間の尊厳と自立 5時間
社会の理解Ⅰ 5時間
社会の理解Ⅱ 30時間
介護 介護の基本Ⅰ 10時間
介護の基本Ⅱ 20時間
コミュニケーション技術 20時間
生活支援技術Ⅰ 20時間
生活支援技術Ⅱ 30時間
介護過程Ⅰ 20時間
介護過程Ⅱ 25時間
介護過程Ⅲ 45時間
こころとからだのしくみ 発達と老化の理解Ⅰ 10時間
発達と老化の理解Ⅱ 20時間
認知症の理解Ⅰ 10時間
認知症の理解Ⅱ 20時間
障害の理解Ⅰ 10時間
障害の理解Ⅱ 20時間
こころとからだのしくみⅠ 20時間
こころとからだのしくみⅡ 60時間
医療的ケア 医療的ケア 50時間
合計 450時間

参考:厚生労働省/実務者研修における「他研修等の修了認定」の留意点について

2-4.保有資格による受講科目の免除

前述した通り、実務者研修の必要受講時間は合計450時間あります。

しかし、介護職員初任者研修などの保有している資格によっては免除されるカリキュラムもあるので、受講前にしっかりと確認しておきましょう(○がついているものが免除対象)。

厚生労働省/実務者研修における「他研修等の修了認定」の留意点について

引用:厚生労働省/実務者研修における「他研修等の修了認定」の留意点について



2-5.働きながらでも受講できる?

結論からお話しすると、働きながら実務者研修を受講することは可能です

しかし、実務者研修のカリキュラムは、基本的には450時間と定められているため、自分の休日や仕事終わりの時間を利用する必要があります。

講座が開かれる日程や時間は、通うスクールによって異なります。

平日の日中に働いている場合は、土日や夜間に講座が開設されているスクールを選ぶなど、自身の都合に合わせてスクールを選択しましょう。

3.介護職員初任者研修と実務者研修の違い

3-1.そもそも介護職員初任者研修とは

「介護職員初任者研修」は、介護の基礎知識や技術について学ぶことができる研修制度です。厚生労働省が認定する公的な研修で、かつての訪問介護員(ホームヘルパー)養成研修2級に相当するものとして、2013年よりスタートしました。

初任者研修の資格は各養成校が定めたカリキュラムを受講し、修了試験に合格することで取得することができます。万が一不合格でも、追試制度が設けられているため、比較的合格難易度の低い資格であるといえます。かつての訪問介護員(ホームヘルパー)養成研修2級では約5日間の実習が設けられていましたが、介護職員初任者研修では必須ではありません。

3-2.実務者研修は介護福祉士の受験要件

国家資格である「介護福祉士」の受験要件には、実務者研修の修了が含まれています。

一方で初任者研修は、受験要件に含まれていません。

福祉系の高等学校の卒業実績がない状態で介護福祉士を目指す場合は、実務者研修を修了する必要があります

▼介護福祉士の受験資格の詳細はこちらの記事をチェック

【最新版】介護福祉士とは?受験資格、合格率、仕事内容、給料などを徹底調査!

3-3.受講期間が大きく異なる

介護職員初任者研修は合計130時間の過程があります。日程については養成校によってさまざまです。基礎内容は通信(自宅学習)で進め、通学(スクーリング)で実技を行います。通学はおおよそ15日程度で、週末のみのコースや、平日の日中に集中して学べるコースがあり、早ければ約1ヶ月で修了することが可能です。

実務者研修は、全くの未経験から受講する場合は合計450時間の過程があり、修了まで約6ヶ月かかります。ただし、介護職員初任者研修や、過去に実施されていた訪問介護員養成研修(ホームヘルパー)1〜3級、介護職員基礎研修を修了していると、課題やスクーリングが一部免除になり、費用も割引になります。

3-4.初任者研修を修了済みだと実務者研修の費用が安くなる

介護職員初任者研修も実務者研修も、費用は研修を実施する機関によって異なります。介護職員初任者研修の場合は4万〜10万円程度と金額に大きな幅があります。

実務者研修を全くの未経験から受講する場合は15〜20万円前後とやや高額になります。しかし、介護職員初任者研修のほか、訪問介護員養成研修(ホームヘルパー)1〜3級、介護職員基礎研修などを修了していると数千円から数万円安くなります。

いずれの研修においても、複数の養成機関を比較し、必要な要件を確認をしてみるとよいでしょう。

また、会社員や派遣社員、パートなどで雇用保険の加入期間がある人は、教育訓練給付制度の対象となる可能性があります。教育訓練給付金は国が実施する制度で、一定の条件を満たした人が厚生労働大臣の指定を受けている教育機関で教育を受けたときに、その費用の一部が給付される制度です。

雇用保険に加入していた期間や、いつ加入していたかなど、いくつかの条件があるため、最寄りのハローワークに相談してみましょう。申請の手続きも、ハローワークで行います。

4.介護職員初任者研修と実務者研修のどちらを受けるべき?

4-1.まずは介護職員初任者研修で基礎を学ぼう

介護職は医療機関や高齢者入所施設など、さまざまな場所で必要とされています。

無資格でも活躍することは可能ですが、その場合は業務内容が限られてしまったり、給料が低めに設定されていたりすることもあります。

そのため、初任者研修や実務者研修などの資格を保有していたほうが、仕事選びの幅が広がると言えます。

実務者研修に比べ、介護職員初任者研修は比較的短期間で修了できるため、迷っている人はまず介護初任者研修を受講してみてはいかがでしょうか。

4-2.実務者研修は次につながる研修

実務者研修は、介護福祉士の受験要件のひとつです。介護福祉士を取得することで就職先からの信頼度は高くなり、経験を積めば、利用者のケアプランを作成するケアマネジャー(介護支援専門員)資格を受験することも可能となります。

介護職員初任者研修を修了すれば、介護の基本的なことは学べるため、仕事をする上では問題がないと考える人もいるかもしれません。しかし、さらに専門性を高めることで、「介護福祉」をはじめとした将来の仕事の可能性が広がっていきます。ぜひ、実務者研修の受講も検討してみましょう。

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