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コラム2020/11/30
美容師のスタイリストになるには? デビューまでの期間や給料、アシスタントとの違いを解説

アシスタントからスタイリストになるまでの期間や業務内容、技術試験とは? 気になる年収・月収やスタイリストになったあとのキャリアについても紹介します。

美容師のスタイリストになるには

1.スタイリストの仕事内容・給料

美容師のスタイリストの仕事内容・給料

1-1.スタイリストとは?

美容師のスタイリストとは、シャンプー、カット、カラー、パーマ、ヘアセットなどの施術を自分ひとりで担当できる技術力や接客スキルを持った人のこと。 一般的に美容師のキャリアは見習いのアシスタントからスタートし、スキルを習得し認められることで、一人前のスタイリストを名乗ることができます。

一口にスタイリストといっても、スキルのレベルに応じ複数の肩書きがある美容室もあります。名称や就任基準は店舗によって異なりますが、一般的なものではジュニアスタイリスト、トップスタイリスト、クリエイティブスタイリスト、ディレクター、チーフなどです。

1-2.スタイリストの仕事内容

スタイリストはお客さんの容姿を美しくするために、さまざまな美容サービスを提供します。ネイルやエステなどのヘアスタイル以外のメニューを提供するかは店舗によって異なります。

カウンセリング お客さんからなりたい髪型・カラーの要望やヘアケアの悩みを聞いたり、髪の状態を見たりしながら最適な施術内容を決定します。
シャンプー 頭皮に溜まった老廃物や皮脂、髪の汚れ、カラーリング後は染料などを落とします。ブラッシング、予洗い(よあらい:ぬるま湯で洗うこと)、シャンプー、すすぎ、トリートメント、すすぎ、タオルドライが基本手順。シャンプーの途中やシャンプー後にマッサージをおこなう店舗もあります。
カッティング ハサミ(シザーズ)やカミソリを使って髪を切ります。お客さんの頭の形、髪質、毛量、生えグセなどを考慮して、希望の髪型に仕上げることが求められます。
ワインディング パーマをかけるために、さまざまな大きさ・形のロッドを髪に巻きます。
カラーリング カラー剤を使用して、髪の毛を脱色・染色します。カウンセリングで聞いた要望に合わせた色になるようにカラー剤を配合し、素早く・均一に塗布する技術が求められます。
ヘアトリートメント ダメージを受けた頭皮や髪にトリートメント剤を塗り、ヘアスチーマーなどで浸透させることで、髪質を健康な状態に近づけます。
ヘアセッティング・ブロー カールやアップスタイルなどを作る「セッティング」とハンドドライヤーとブラシでおこなう「ブロードライ・スタイリング」の2種類があります。
着付け 成人式や結婚式などに着用する和服の着付けをおこなう美容室もあります。サービス提供にあたって資格は必ずしも必要ではありませんが「着付け技能士」資格を取得する美容師もいます。
メイク 顔の一部分のみをメイクする「ポイントメイク」と顔全体をメイクする「フルメイク」があります。成人式や結婚式、パーティー用にヘアセットや着付けと合わせておこなうことが多いです。髪型や服装に合ったメイクを提案することが求められます。
まつ毛エクステンション(まつエク) 専用の接着剤(グルー)を使って、地まつ毛に人工毛(エクステンション)をつけることで、まつ毛のボリュームアップをおこないます。
ネイルケア 爪の長さや形を整え、塗料によってデザインを施します。マニキュア(ポリッシュ)を使ったネイルとジェルを使ったネイルが一般的です。
フェイシャルエステ クレンジング、洗顔、ハンドマッサージ、パックなどにより肌質改善をはかります。

1-3.スタイリストの給与体系

美容師は基本給と賞与(ボーナス)が他業界に比べると低いため、店舗や個人の売上に応じて給与が大きく左右します。

スタイリストの給与体系で多いのは、固定給である「基本給」と売上に応じて支給額がプラスされる「歩合給」を組み合わせた支給方法です。固定給の良さは、たとえ売上が悪くても一定の金額を決まって受け取ることができます。歩合給は売上が良ければその分だけ給与アップが可能ですが、規定の売上金額を超えなければ支給されません。多くの店舗ではこの両方のメリットを受けられるように、組み合わせる形式をとっています。

歩合給の算出方法は店舗によって異なりますが、以下2つの方法が主流とされています。

(1)ノルマを超えた分の売上に対して歩合が発生する方法

例:売上ノルマが100万円、ノルマを超えた金額の20%を歩合給とする場合
→ 売上が150万円だとすると、ノルマを超えた50万円の20%である10万円が歩合給となります。

▼実際の求人募集要項の例
ノルマを超えた分の売上に対して歩合が発生する方法の求人募集要項の例

(2)ノルマはなく売上の◯%を歩合とする方法

例:売上の10%を歩合給とする場合
→ 売上が150万円だとすると、150万円の10%である15万円が歩合給となります。

▼実際の求人募集要項の例
ノルマはなく売上の◯%を歩合とする方法の求人募集要項の例

歩合率は一律のケースもあれば、指名が増えたら上がるケース、売上金額に応じて上がるケースなど、店舗の方針でさまざまな加算方法が設定されています。

1-4.スタイリストの平均月収・年収

ジョブメドレーに掲載しているスタイリスト求人の給与を調べてみたところ、正社員・契約社員の平均月収は、下限21.4万円、上限34.1万円でした(2020年11月時点)。下限金額は「基本給+毎月決まって支払われる諸手当(職能給や通勤手当など)」、上限金額は平均的な歩合給を含めた金額となります。

アシスタントから昇任したばかりのジュニアスタイリストであれば下限に近い月収が想定され、業界でも一握りのカリスマ美容師と呼ばれる人であれば、月収100万円を超える人も出てきます。

また下のグラフと表は、厚生労働省が毎年発表している全国の美容師・理容師の平均月収・平均年収をまとめたデータ(2019年度版)です。集計対象は正社員・非正規社員を含んだ一般労働者で、アシスタント・スタイリストなどの役職は未分類となっています。

年齢別 男性美容師の平均年収・平均月収

年齢別 女性美容師の平均年収・平均月収

平均年収 平均月収
男性(全年齢) 29万円 354万円
~ 19歳 15.7万円 189万円
20 ~ 24歳 20.2万円 245万円
25 ~ 29歳 26万円 317万円
30 ~ 34歳 30.6万円 376万円
35 ~ 39歳 33.9万円 414万円
40 ~ 44歳 40.7万円 491万円
45 ~ 49歳 36.3万円 442万円
50 ~ 54歳 47.5万円 573万円
55 ~ 59歳 24.3万円 296万円
60 ~ 64歳 31.4万円 376万円
65 ~ 69歳 - -
70歳~ 33.3万円 399万円
女性(全年齢) 23.9万円 291万円
~ 19歳 18万円 217万円
20 ~ 24歳 20万円 242万円
25 ~ 29歳 23.5万円 288万円
30 ~ 34歳 29.3万円 358万円
35 ~ 39歳 27.6万円 337万円
40 ~ 44歳 25.7万円 316万円
45 ~ 49歳 28.3万円 354万円
50 ~ 54歳 29.8万円 369万円
55 ~ 59歳 29万円 358万円
60 ~ 64歳 29.7万円 363万円
65 ~ 69歳 21.5万円 262万円
70歳~ 17.3万円 224万円

(出典:厚生労働省|賃金構造基本統計調査

※平均月収:2019年6月分として支給された現金給与額(基本給、残業代、各種手当を含む)
※平均年収:平均月収12ヶ月分に年間賞与を足して算出

男性の全年齢の平均は月収29万円、年収354万円でした。10代から44歳までは月収・年収ともに上がり続け、その後一度下落したあと、50〜54歳でピークを迎えています。

女性の全年齢の平均は月収23.9万円、年収291万円でした。女性の場合は出産や子育てなどの事情もあるためか、男性ほど受給額の上がり幅は大きくありません。10代から増額を続けて34歳で一度上げ止まりし、その後男性と同じ50〜54歳でピークを迎えています。

2.スタイリストになるには

スタイリストになるには

2-1.なるまでの期間

スタイリストになるには、アシスタントとしてスタイリストの仕事をサポートしながら、一人前レベルまで技術力や接客スキルを伸ばす必要があります。

スタイリストデビューまでの期間は、平均3年程度。1〜2年でデビューできる人もいれば、5年以上かかってもなれない人もいます。なかにはスタイリストとしての実力はあっても、アシスタント不足からデビュー待ちを余儀なくされるケースもあるようです。

2-2.アシスタント業務をマスターする

アシスタントの主な仕事内容は、接客、受付・会計、道具の準備・洗浄、清掃やシャンプーなどの「店内業務」と、マッサージ、カラー・パーマ補助など「スタイリストのサポート業務」があります。

入社後すぐにこれらすべてを任されることはなく、簡単な仕事から習得することで、徐々に担当業務が増えていきます。とくにシャンプー、マッサージ、カラー、パーマなどは、店舗内での技術試験に合格して始めてお客さんへ施術できるようになります。

スタイリストデビューのための技術習得課程
レベル1 接客、受付・会計、道具の用意・洗浄、掃除、シャンプー、マッサージ、トリートメント、カラー剤の塗布
レベル2 カラーリングの応用、縮毛矯正、ブロードライ・スタイリング
レベル3 パーマの基本、特殊パーマ、ヘアセッティング
レベル4 カッティングの基本、着付け、メイク
レベル5 カッティングの応用

スタイリストになるためには、上記の技術基準をクリアすることに加え、研修カリキュラムを修了すること(大手サロンに多い)や、カットモデルを対象に「施術した人数」を条件としているサロンもあります。

試験に向けた練習は、営業中はもちろん、閉店後や休日なども利用して取り組む人が多いです。一日中シャンプーをして手荒れに悩まされる、立ちっぱなしの長時間労働で体力的にきつい、通常業務が忙しくて練習時間が確保できない……など、アシスタント時代は苦労話がつきません。この過酷さに耐えきれず、デビュー前に美容師を辞めてしまう人も一定数いるようです。

■アシスタントの給料は?


スタイリストと違いアシスタントは固定客を持たないため、歩合給やインセンティブは基本的につきません。ただしトリートメントなどの物販を売ることで、それに応じたインセンティブや歩合給はつくことがあります。

毎月の給与は基本給+交通費などの最低限なところが多く、平均月収は15〜20万円程度。都心にある有名サロンほど月収が低くなる傾向にありますが「たとえ給与が安くても憧れのサロンで働きたい」という理由から人気が高くなっています。


2-3.スタイリスト技術試験を受ける

スタイリストデビュー前の最終関門として多くのサロンで実施しているのが、実力を見るための技術試験です。カットモデルを招いて接客から仕上げまで、一定のクオリティ以上で完成させることが求められます。

審査項目は店舗によって異なりますが「技術力、再現性、スピード」「接客、コミュニケーション能力」「トレンド、センス」「その人にあったスタイルか」などの観点から総合的に評価されます。

試験の実施頻度は年2回、月1回、不定期など、サロンによってさまざま。審査員はサロンオーナーやマネージャー、トップスタイリストなどが担当し、1人〜複数人によって審査されます。

2-4.スタイリストデビューした美容師の体験談

ジョブメドレーが先日インタビューした美容師の女性は、取材の2ヶ月前にスタイリストデビューを果たしたばかりでした。実際の体験談を紹介します。

▼記事全編はこちらから!
【転職者インタビュー】美容師3年目23歳/転職1回

■美容師3年目 23歳女性の体験談

ー最近スタイリストになったんですね。おめでとうございます! アシスタントからスタイリストになるまでの流れを簡単に教えてください。

もちろんお店ごとに違うと思うんですけど、うちの場合はレッスン評価表みたいなものがあるんです。

シャンプー、ヘッドスパ、カラー、パーマという感じで細かく項目が別れていて、すべての試験で合格するとスタイリストになれます。

項目は全部で15個くらいですかね。

ーだいたいどれくらいの期間でスタイリストに上がれるんですか?

得意・不得意もあるので人によるのですが、ゼロから始めたとしてだいたい1〜2年くらいじゃないですかね。

私の場合、お店にスタイリストが足りなかったので、とりあえずレディースカットができるようになった状態でスタイリストに上げられました。

まだメンズカットは合格もらっていないので、女性しか切れないんですよね。

ーそういった練習は営業終了後におこなうんですか?

そうですね。営業が21時までで、そこから練習が始まります。

お店出るのが23時くらいになってしまうので、家に着くのは日をまたいでから……なんてこともザラですね。


▼そのほかの美容師インタビューはこちらから
【転職者インタビュー】美容師2年目 24歳/転職2回(理容師→美容師)
5回目の挑戦! 美容師国家試験に落ち続ける男性アシスタントの試験前1ヶ月に密着

3.スタイリストのキャリアパス

スタイリストのキャリアパス

晴れてスタイリストデビューしたあとは、技術力を磨いてトップスタイリストやディレクターなどのポジションへの昇格が考えられます。さらに技術力だけでなく後輩育成や経営に関するマネジメント能力が認められると、将来の店長や幹部候補としてのキャリアアップも臨めるでしょう。

また、ひとつの店舗内でキャリアアップを目指すだけでなく、自分で独立開業してサロンオーナーになる、フリーランスとして働くといった道もあります。

■サロンオーナー(独立開業)

独立開業には「理想の店舗・サービスを追求できる」「売上が増えた分だけ収入につながる」といった利点があります。

一方で独立開業にあたっては、物件の決定や内装工事、役所への届出、集客など、店舗運営以外の仕事もひとりでおこなう必要があり、オープンしてから経営が軌道に乗るまでには時間がかかります。

そのため、美容室で働きながら開業準備をしておく計画性やお客さんを一から集める集客力などが求められるでしょう。

タイミングは人によって異なりますが、30歳前後で独立開業を考えたり、実行に移したりする美容師が多いようです。

■フリーランス美容師(面貸し)

フリーランスの美容師の中には、個人事業主として美容室のオーナーと業務委託契約を結び、席をレンタルして仕事する人もいます。

これを「面貸し(めんがし)」「ミラーレンタル」と呼び、美容室のオーナーはお客さんの入らない空いた時間や余っている席を貸すことで場所代や売上の一部が得られる、フリーランスの美容師は「勤務時間を自分で決められる」「店舗を持たずに働くことができる」といったメリットがあります。

■派遣美容師

派遣美容師は、特定の美容室に就職するのではなく、派遣会社に働きたい時間や曜日、経験などに応じた美容室を紹介してもらって働きます。短期契約が可能であったり、労務管理を派遣元の会社がおこなってくれたり、フリーランス美容師に比べて収入が安定するといったメリットがあります。

4.さいごに

美容師は、スタイリストデビューするまでの期間が最も大変だと言う声をよく聞きます。一方で、その数年間を乗り越えれば、自分を指名してくれるリピート客がついたり、自分の理想とするスタイルの追求や店舗づくりに関わったりすることができますし、実力に応じて高い収入を得ることも夢ではありません。実力主義の世界ではありますが、挑戦し続けた人だけが体感できる魅力があるのでしょう。

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