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コラム2018/10/30
医療・介護職が覚えておきたいICF(国際生活機能分類)とは?

ICF(国際生活機能分類)は、医療や介護の現場だけでなく、教育や経済などの幅広い分野で活用されている分類です。ICFの特徴についておさらいしておきましょう!

国際生活機能分類

ICF(国際生活機能分類)の概要を理解しよう!

ICF(国際生活機能分類)とは2001年5月に世界保健機関(WHO)によって採択された、人間の生活機能を分類し、対象者の全体像を理解するための「共通言語」です。


ここでいう人間の生活機能とは、心身機能・身体構造、活動、参加といった日常生活を営んでいくための能力や働き、環境などのことを指します。

障害や病気のあるなしに関わらず、すべての人の健康上の問題点を理解するために、ICFは一役買ってくれるのです。

人間の「生活機能」の3分類

「生活機能」はICFの中心的な概念であり、「心身機能・身体構造」「活動」「参加」を包括した概念のことをいいます。それぞれの概念について具体的に見ていきましょう。


(1)心身機能・身体構造

生命の維持に直接関係する、身体・精神の機能や構造です。心身機能とは、手足の動きや、精神的な働き、視覚・聴覚、内臓の働きなどが含まれます。身体構造とは、手足の一部など、体の部分を指します。


(2)活動

生活上の目的を持った具体的な行為のことで、あらゆる生活行為を指します。歩くことや日常生活に必要な動作をはじめ、家事や仕事、余暇活動などがすべて含まれています。ICFで活動を分類する時は、「できる能力」と「している能力」の2つの面でとらえるようにします。


(3)参加

社会的な参加だけでなく、さまざまな役割を果たすことを指します。たとえば、家庭における主婦としての役割や職場等の組織での役割を果たすことや、地域の会合や趣味の集まりに参加することなどが含まれます。

生活機能に影響を与える「背景因子」とは?

ICFとは「すべての人に関する分類」というこれまでにない新しい分類の方法ですが、この発展を可能にしたのが、「背景因子」という考え方です。背景因子とは、生活機能に大きな影響を与える因子のことで、時に生活機能の低下の原因となるものです。


背景因子は、「環境因子」と「個人因子」の2つの因子からなります。環境因子は、その人を取り巻く人的・物的な環境すべてを指します。個人因子は、その人に固有の特徴を指します。たとえば、年齢、性別、民族、学歴、価値観など、非常に多様です。個人因子はその人の「個性」ともいえる重要な因子です。

ICFの活用には「相互作用」の把握が重要

ICFは「生活機能」とそれに影響を与える「背景因子」、さらには本人の「健康状態」によって構成される概念です。


しかし、ICFを実際のサービスの提供に活用するためには、ICFが「相互作用モデル」であることを考慮に入れておくことが重要です。


生活機能の3つのレベル(心身機能・身体構造、活動、参加)は単独で存在しているのではなく、相互に影響を与え合います。


さらに、本人の健康状態や背景因子から影響を受けています。この影響の与え方・与えられ方の頻度や強さは人によって大きく異なります。そのため、ICFでは特定の項目に偏らず、広く生活機能の全体像を見ることが大切です。

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