どれくらい働くの?夜勤専従の働き方とは
夜勤専従の正職員とは、その名の通り夜勤帯のみの勤務を続ける働き方です。労働基準法では、原則的に1日の労働時間が8時間までと定められていますが、夜勤帯の勤務ではどうしてもこの枠をはみ出してしまいます。そのため夜勤専従の場合には、変形労働時間制という制度に則り、1週間あたりの労働時間を原則40時間以内として定められていることが一般的です。夜勤帯では1回の勤務時間も長くなるため、正職員でも勤務は月に10回程度という事業所がほとんどとなっています。
夜勤専従の正職員の魅力って?
出勤日数が多くはないため、その他の時間を自由に使えるというのが夜勤専従の正職員として働く場合の1つのメリットとなります。また、勤務がすべて夜勤であるため、交代制と比べて一定の生活リズムで勤務しやすいとも言えます。給与の面においては、夜勤専従は基本給が高かったりと条件が優遇されていることも。加えて、専従であっても基本給とは別で夜勤手当がつくことがあるのもポイントです。安定した収入と、自由時間の多さは夜勤専従の正職員の魅力と言えます。
夜勤を続けていくためには自己管理に気をつけて
ただし、夜勤を続けていく上で気をつけるべきなのは体調管理です。正職員であっても月に10回程度の勤務と日数自体は多くはありませんが、昼夜逆転の生活になりやすいというのも事実。そのため、仮眠の時間が設けられていたり、休憩時間を多く設けるなど事業所によって工夫しているところもあります。
自身の体力やライフスタイルとも相談しながらになるとは思いますが、プライベートの充実と収入増を両立したいという方は、正職員としての夜勤専従のお仕事も候補のひとつにしてみてはいかがでしょうか。