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コラム2018/06/08
NICUで働く看護師の役割や仕事内容・やりがい・有利な資格とは?

NICU(新生児特定集中治療室)は、超低出生体重児をはじめハイリスクな状態にある新生児のケアを行う集中治療室です。NICUを題材としたテレビドラマも放送され、その認知度や注目が高まっています。ここで働く看護師の仕事はどのようなものなのでしょうか。NICUで働く看護師の向き不向きややりがい、持っていると有利な資格などについても合わせてまとめました。

1.NICU(新生児特定集中治療室)ってどんなところ?

通称NICUと呼ばれる新生児特定集中治療室は、早産や低体重、そして先天性の疾患・障害を持つ新生児のケアを行う部署です。赤ちゃんの治療を行い、成長発達を支援していくのがNICUスタッフの仕事です。NICUに入院している赤ちゃんは保育器の中で過ごし、保育器の周りには赤ちゃんの状態を示すモニターや人工呼吸器、輸液ポンプなど、数多くの医療機器が並んでいます。

医師は24時間常駐で看護師は赤ちゃん3人に対し1人以上の配置となるように定められており、赤ちゃんの体重が2,000gを超え、状態が安定するまではNICUでの入院が続きます。感染予防のために面会は赤ちゃんの両親のみ、そして面会時間も決められていることがほとんどです。

2.NICU看護師の仕事内容は?

NICUにおける看護師の仕事内容は、赤ちゃんのバイタルチェック(状態の観察)が大きな割合を占めます。赤ちゃんの検温を行い、モニターの表示などを確認し、わずかでも状態に変化があるときにはすぐ医師に報告し、その指示をあおぎます。処置が必要なときには医師が行い、看護師は処置の介助に付きます。そのほか、呼吸器の管理や薬剤の管理と投与を行ったり、母乳・ミルクを与えてオムツを替えたりすることも看護師の役割です。

医療機関によって業務内容の違いはありますが、NICUに勤務する看護師にとって赤ちゃんのケア以外にも非常に大切な業務があります。それは赤ちゃんの両親に対する精神的なケアです。我が子が生まれてすぐに入院生活を送ることになってしまうのは親としてとても辛いことです。ショックや悲しみ、葛藤などを乗り越えて赤ちゃんと一緒に良い親子関係を築いていけるように、看護師は赤ちゃんの父親・母親とじっくり話し合い、必要に応じてアドバイスを行います。

3.働いてみたいけど、向き不向きってあるの?

急性期の新生児看護をしたいと思っている人の中には、自分がNICUに向いているか気になる人もいるでしょう。成人看護と特徴が大きく異なるNICUは赤ちゃんへのケアだけでなく、そのご両親への精神的ケアがとても重要になってきます。そのため、コミュニケーション技術を学びたい人や精神的ケアを学んでいきたい人に向いている部署といえるでしょう。新生児のケアという性質上、成人看護の技術を磨き、知識を積んでいくことは難しいですが、新生児看護の知識と技術を増やし、その道のエキスパートを目指すことができます。また、新生児集中ケアの認定看護師資格もありますので、学んだ分野で認定看護師資格を取りたいと考えている人にも向いているのではないでしょうか。

一方、NICUでは重症の赤ちゃんのケアを行うことも多いですし、中には残念ながら亡くなってしまう赤ちゃんもいます。大変悲しいことなのですが、そういった際にいつまでも落ち込んだ気持ちを引きずってしまうような方は不向きかもしれません。そのような子と関わりながらも、赤ちゃんの父親・母親のサポートをする必要があります。強い精神力がある人などは能力を発揮できるかもしれません。

自分がどの分野に向いているのかは分からないことも多くあります。気になっているのであれば、NICU勤務経験のある看護師に相談してみたり、可能であれば院内を見学させてもらうなどしてみてもいいですね。

4.NICUで働くことでのメリット・デメリットは?

・NICUのメリット

一般病棟と違い、NICUでは重篤な疾患などを抱える新生児が処置の対象となります。なので、一般病棟やICUでは経験することができない特殊な症例知識であったり、高度な医療スキルを身に着けられるところは大きなメリットといえます。また多くの場合、NICUでは他の病棟にはない、最新鋭の高度な医療機器が取り揃えらています。そういった医療機器の知識や操作技術を学べるところも大きな魅力でしょう。

・NICUのデメリット

NICUでは、基本的には赤ちゃんしかケアをしません。赤ちゃんは大人と比べ大幅に身体が小く、投与する薬剤の適量やバイタルの正常値が異なるため、NICUでの勤務から普通の病棟へ戻った時にその違いに戸惑ってしまうかもしれません。

また、NICUでは24時間体制で赤ちゃんの容態変化に気を付けなくてはなりません。勤務中、常に気を張り詰めていなければならないのは想像以上に負担となります。そういった側面から、NICUで働く看護師は体力とメンタルの双方に自信がある人が向いているかもしれませんね。

5.NICUで働くことで得られるやりがいは?

NICUにいる赤ちゃんはみんな、生まれたときから重篤な疾患やハンデを抱えています。弱っていた赤ちゃんが看護師や医師の懸命な処置とケアによって、徐々に元気になっていく姿を見られるのは何物にも代えがたい感動と喜びがあるでしょう。またその結果、落ち込んでいたご両親やご家族にも明るい笑顔を取り戻すことができ、感謝の言葉をいただけることも少なくありません。NICUで働くことで、他では得難い大きなやりがいを感じられるでしょう。

6.NICU看護師として働くときに有利な資格ってあるの?

一般病棟とはまた違った知識と技術が求められそうなNICU。そんなNICUで看護師として働くときに持っていると有利、または優遇されるであろう資格もあるのでご紹介します。興味のある方は取得を目指してみるのも良いかもしれません。

・新生児集中ケア認定看護師

これは、リスクを抱えた新生児のケアや処置に関する知識と技術を習熟し、特化していると認められた認定資格です。新生児集中ケア認定看護師となることで、より一層深い知識を身に着け、NICU看護師としてステップアップできます。また、NICUにいる他のスタッフからの信頼も厚くなることでしょう。新生児集中ケア認定看護師となるためには、通算5年以上の実務経験(うち3年以上は認定分野での実務研修)が必要なります。ですので、新卒や未経験の方はまず、NICUに配属されることから始まります。

・助産師

NICU看護師の中では、取得している人も割と見受けれる助産師。赤ちゃんの取り上げの介助と、その後のケアを専門とする資格です。新生児に関する深い知識を有するので、助産師資格を持つ看護師はNICUにおいて重宝されるでしょう。

ただ、分娩の介助は「助産師」にしか行えません。産科で助産師が不足している場合は、NICUから産科へ異動となることもあり、その点は考慮しなければなりません。

・看護師の特定行為研修

通常の看護師では行うことができない処置を許されるのが、この研修を受けて認定された看護師です。気管チューブの管理などを行うことができるようになるこの研修は、NICUに限らず看護師であればとても意義のあるものです。受講することで可能な手技が増え、より幅広い適切な処置を迅速に行えるようになるでしょう。

詳しくは厚生労働省の発表した特定行為に係る看護師の研修制度をご覧ください。

7.さいごに

生まれたばかりの赤ちゃんを相手にするお仕事は、そう多くありません。NICUで看護師として働くことは、ほかのお仕事とは違った感動や大きなやりがいを感じられることでしょう。また、看護師としてのステップアップにも繋がりますし、人生経験として大きな財産にもなり得ます。興味のある方は、ぜひ選択肢の一つとしてNICU看護師を考えてみてくださいね。

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