1. 【2018年最新版】機能訓練指導員の仕事内容とは?資格要件はどのようなもの?

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コラム2018/07/13
【2018年最新版】機能訓練指導員の仕事内容とは?資格要件はどのようなもの?

介護施設を中心に、利用者さんの身体機能の回復に努める機能訓練指導員。その仕事内容や、なるために必要な要件、活躍できる職場、施設による配置基準などについて調査しました!

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1.機能訓練指導員の仕事、その内容とは

機能訓練指導員は、介護保険法によって定められている職種のひとつです。利用者一人ひとりの心身の状態に合わせて機能訓練を行い、できる限り自分で身の回りのことができるように支援していく役割を担っています。

機能訓練指導員の仕事は、まず利用者の生活環境の確認や身体機能の評価から始まります。利用者本人やその家族の意向も伺いながら、どのような訓練が必要なのかを判断し、機能訓練計画表を作成します。機能訓練はこの計画表に沿って行われるのです。また、機能訓練計画表は3ヶ月ごとに見直すのが決まりごと。そのため、3ヶ月ごとに経過や状態などを踏まえて機能訓練計画表を作成します。

2.機能訓練指導員の給与はどのくらい?

厚生労働省による2016年の調査によると、介護職員処遇改善加算の取得(届出)をしている事業所で働く機能訓練指導員の平均給与は約34万円となっています。ただし、機能訓練指導員は、看護師・理学療法士・作業療法士などの国家資格を持っている医療従事者であるため、持っている資格や働く施設によってある程度給与の差はあると考えられます。

3.機能訓練指導員になるためにはどうしたらいいの?

機能訓練指導員という職種はあくまでその役割を意味するもの。機能訓練指導員という資格があるわけではありません。しかし、機能訓練指導員として働くためには、下記7つの資格の内いずれかを持っていることが条件となります。

機能訓練指導員として認められる資格

  • ・看護師または准看護師
  • ・理学療法士
  • ・作業療法士
  • ・言語聴覚士
  • ・あん摩マッサージ指圧師
  • ・柔道整復師
  • ・鍼灸師

これらの資格を持っていれば、デイサービスや特別養護老人ホームなどの施設において機能訓練指導員として利用者の機能訓練に携わることができます。

それでは、所有する資格によって働き方は変わるのでしょうか?資格ごとの詳しい業務内容などをみてみましょう。

3-1.看護師または准看護師

機能訓練指導員として働く看護師・准看護師は、その医療知識を活かして利用者さんの健康状態や体調管理、病気や怪我の予防や処置を行うことができます。通所介護施設(デイサービス等)では、機能訓練指導員と看護師を兼務する場合も見受けられます。しかし、看護師の資格取得段階では機能訓練やリハビリの知識や技術が足りないこともあるため、機能訓練指導員として働きながら経験を積むことが多いようです。

3-2.理学療法士

機能訓練指導員として働く理学療法士は、怪我や病気などにより運動機能に障害を持った利用者さんのリハビリテーションを行うことができます。リハビリテーションに特化している理学療法士は運動療法や物理療法により、日常における運動・動作の機能改善や症状悪化の防止を目的とします。

3-3.作業療法士

理学療法士が日常的な基本動作のリハビリテーションを得意とする一方、作業療法士は心理的リハビリテーションや、入浴・食事・読書・掃除などの応用動作のリハビリテーションを行います。また、レクリエーションや創作活動もリハビリテーションに取り入れ、心身ともにケアをすることで社会生活への復帰の手助けをします。

3-4.言語聴覚士

機能訓練指導員として働く言語聴覚士は、言葉を介したコミニュケーションに障害を持つ方に対して、その機能回復訓練や指導、リハビリテーションを行います。またそのほか、嚥下障害や口腔機能など「食べる」ことに関しての機能回復を目指すことも重要な業務です。

3-5.あん摩マッサージ指圧師

機能訓練指導員として働くあん摩マッサージ指圧師は、利用者さんの体の違和(肩や首のコリ、腰痛、筋肉ハリ)をマッサージや指圧療法などの手技により軽快・軽減することを主目的として機能訓練を行います。また、身体の不調の原因を探るため、問診や検査を通して運動機能回復の指導を実施していくことが多いようです。

3-6.柔道整復師

機能訓練指導員として働く柔道整復師は、骨折や捻挫や打撲などの人体の損傷に対して整復・固定等の手技により機能回復を目指します。また、整骨院や接骨院などで柔道整復師としての実務経験がある方は、高齢者相手へのケアにも慣れているため機能訓練指導員としても重宝されるでしょう。

3-7.鍼灸師

平成30年からは機能訓練指導員の資格要件が緩和され、鍼灸師も機能訓練指導員として活躍できるようになりました。詳しい内容については次項で説明します。

4.平成30年からは鍼灸師も機能訓練指導員に!

これまで機能訓練指導員として認められる資格要件は、看護師(准看護師含む)・理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・柔道整復師・あん摩マッサージ指圧師の6種でした。しかし、機能訓練指導員の人手不足からその資格要件が緩和され鍼灸師も機能訓練指導員になれることとなりました。しかし、これには資格要件以外の条件があり、鍼灸師以外の機能訓練指導員が在籍する施設にて半年以上の実務経験が求められています。

5.機能訓練指導員が活躍できる施設・職場は?

5-1.介護福祉施設

デイサービス・特別養護老人ホーム・有料老人ホームなどの介護福祉施設で働く機能訓練指導員の仕事は、いずれも機能回復訓練という点では変わりません。しかし、その施設形態によって役割に違いが生まれるようです。

例えば、介護度の高い利用者が多くいる施設では運動機能の積極的な向上を目指すわけではなく、普段の生活をしていくなかで、できることを増やしていくことを目標とします。また、施設によっては身体介護やレクリエーションや送迎など、介護スタッフに近い業務も含まれることがあります。

5-2.要介護者向けの医療施設

介護療養型医療施設、病院併設型リハビリステーション、介護老人保健施設などの医療施設でも機能訓練指導員は活躍しています。

こういった施設の利用者さんは、一般的な介護福祉施設に比べて介護度が高かったり重い障害を抱えている傾向にあります。その分、機能訓練によって在宅復帰がかなった時の喜びは大きいでしょう。

5-3.施設によっては配置基準があるの?

通所介護施設をはじめとして、ショートステイ、特別養護老人ホームなどの施設では1人以上の機能訓練指導員の配置が義務付けられています。そういった理由からも、介護施設の増加とともに、機能訓練指導員の需要は広がっています。

配置基準が定められている代表的な施設

  • ・デイサービス(通所介護施設)
  • ・ショートステイ(短期入所生活介護施設)
  • ・特別養護老人ホーム など

6.需要とともに増加している機能訓練指導員

厚生労働省による介護従事者処遇状況等の調査結果によると、理学療法士・作業療法士を含めた機能訓練指導員の就労人口は2010年で約20,000人、2016年では約53,000人と増加しています。超高齢社会の到来によって膨らむ医療費や介護費用。これらの削減のために地域で療養する人ができるだけ自分の力で生活できるようなサポートが求められています。高齢者は今後まだまだ増え続けていく見込みのため、高齢者が自分で生活できる能力を保てるように、これからも機能訓練指導員の力は必要とされていくでしょう。

7.最後に

機能訓練指導員は、患者さんや利用者さんと一緒に機能訓練プログラムを考え、指導と訓練を実施し、その人らしい生活を取り戻すための手助けができるやりがいある仕事です。超高齢社会となった日本では今後も、その需要が増していくのではないでしょうか。看護師や理学療法士を目指している人や、すでに資格要件を満たしている人は、機能訓練指導員をお仕事の選択肢として考えてみてはいかがでしょうか?

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