1. 【2018年最新版】臨床検査技師の資格や仕事内容、就職先などついて解説

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コラム2018/09/13
【2018年最新版】臨床検査技師の資格や仕事内容、就職先などついて解説

「臨床検査技師」と聞いても、どんな職業なのかイマイチわからない人も多いのではないでしょうか。実は、健康診断などでもおなじみの血液検査や尿検査を担当しているのが臨床検査技師です。今回は、そんな耳慣れない臨床検査技師について、そのなり方や仕事内容、給与などについて詳しく紹介していきます。

臨床検査技師画像

1.臨床検査技師とはどんな職業なの?

そもそも「臨床検査」について簡単に説明すると、「身体の機能や、細胞・組織などに異常がないかを調べるための検査」のことです。

そのなかでも、「検体検査」や「生体検査(生理機能検査)」という臨床検査によって患者さんのデータを集め、医師に提供するのが臨床検査技師の役割です。

こうした検査を通して医療に貢献している臨床検査技師ですが、医療機関では採血や検体採取(患者さんの身体組織の採取)などの業務にも携わっており、患者さんと直接触れ合うことも多くあります。さらに、近年はチーム医療の一員としても活躍の場を広げており、検査のプロフェッショナルという立場から欠かせない職種のひとつとして注目されています。

また、レントゲン検査は臨床検査技師の仕事だと混同されがちですが、こういった放射線を扱う検査については、「放射線技師」という別の資格が必要です。

2.臨床検査技師の仕事内容について

臨床検査技師は、採取した検体(身体組織)を検査する「検体検査」と、医療機器を使って患者さんの体を直接検査する「生体検査(生理機能検査)」の2つに分類されています。具体的にはどんな業務があるのか、主な内容をまとめてみました。

検体検査
  • ・一般検査(尿検査、糞便検査、喀痰検査、髄液検査など)
  • ・血液検査(貧血や炎症の検査など)
  • ・病理検査(がん細胞の検査など)
  • ・輸血検査(血液型や輸血製剤の検査、血液製剤の管理など)
  • ・生化学検査(腎臓や肝臓など、臓器の検査)
生体検査(生理機能検査)
  • ・心電図検査
  • ・血液検査(貧血や炎症の検査など)
  • ・呼吸機能検査
  • ・脳波検査
  • ・神経機能検査

3.臨床検査技師が活躍できる場所は?

医師が適格な治療や診断を行うために、なくてはならない存在である臨床検査技師ですが、活躍の場は医療機関以外にもあるのでしょうか?

臨床検査技師の就職先として代表的なものをピックアップしてみました。

◇病院、クリニック

病気の診断や治療に欠かせない検査を行っている臨床検査技師は、大きな医療機関には必ず在籍しています。ほかにも個人病院やクリニックなどさまざまな医療施設で活躍しています。

◇検査センター

検査センターは色んな医療機関から検体が集まってくる場所で、病院内では行っていない特殊な検査も実施しているのが特徴です。また、検査設備が充実していない病院や診療所の検査も代行しています。ですので、一般的な検査から特殊な検査まで幅広い内容の検体検査を扱うことになります。

◇保健所

臨床検査技師の資格とは別に、公務員試験にも合格することで国立病院や県立病院、保健所で働くことができます。公立病院の場合は一般的な病院と業務内容は変わりませんが、保健所の場合は少し異なります。自治体が管理する施設や食品営業施設などの許認可や、施設が衛生的に保たれているかどうかの衛生確認、食中毒発生時の検査などが仕事内容です。また、調査施設に対しての指導や助言も業務内容のひとつになっています。

◇健診センター、人間ドッグ

医療機関内に併設されている健診センターや人間ドッグはもちろんのこと、独立した健診センターも臨床検査技師が活躍できる場所です。近年、社会的に意識が高まってきている予防医療の分野で活躍することができます。

◇大学研究室、研究所

臨床検査技師としての知識や経験を活かして、研究職についたり教員として学生の指導にあたったりします。

◇製薬会社、医療機器メーカー

製薬会社や医療機器メーカーに就職した場合は、臨床検査技師としての知識を活かして、営業先の病院や医師、医療スタッフに対しデモンストレーションや商品の説明などを行います。また、勉強会や実技指導の企画など、実際に教壇にたって指導することもあります。

4.臨床検査技師になるにはどんな資格が必要?

臨床検査技師になるには、文部科学省が指定した4年制大学、短大、または専門学校(3年)で養成課程を修了し、臨床検査技師国家試験に合格しないといけません。また、臨床検査技師になるための学校ではなくても、大学で獣医学・薬学・保健学などの正規の過程を修了し卒業した人や、獣医師または薬剤師の資格を持っている人も臨床検査技師の国家試験受験資格を得られます。

独学や通信教育などで資格をとることはできないため、国家試験の受験資格を得るまでの道のりは少々ハードです。しかし、資格取得後は活躍の場は多岐に渡りますし、医療系の国家資格であることから、安定して長く勤められる職業と言えるでしょう。

5.国家試験の合格率や試験科目は?

◇合格率

平成30年2月に行われた臨床検査技師国家試験の合格率は、79.3%でした。しかし、新卒者だけの合格率でいえば90.5%と非常に高い合格率です。試験内容は主に、学校で学んだことを中心に組み立てられているため、新しい知識を得たばかりの新卒者(卒業見込みを含む)の方が合格しやすいようです。

◇国家試験実施地

臨床検査技師の国家試験はどこでも受けられるわけではありません。北海道、宮城県、東京都、愛知県、大阪府、広島県、香川県、福岡県、沖縄県の9都市で毎年2月に実施されています。

◇試験科目
  • 医用工学概論(情報科学概論及び検査機器総論を含む)
  • 公衆衛生学(関係法規を含む)
  • 臨床検査医学総論(臨床医学総論及び医学概論を含む)
  • 臨床検査総論(検査管理総論及び医動物学を含む)
  • 病理組織細胞学
  • 臨床生理学
  • 臨床化学(放射性同位元素検査技術学を含む)
  • 臨床血液学
  • 臨床微生物学
  • 臨床免疫学

上記科目の中から1問1点で200問が出題され、合計120点以上で合格

6.臨床検査技師の平均給与はいくら?

仕事内容だけではなく、臨床検査技師の平均給料も気になるところですよね。

厚生労働省の発表した賃金構造基本統計調査によると、2017年度の基本給の平均は約288,500円で、賞与やその他の手当等を含めた平均月収は約360,000円となりました。 しかし、経験年数や地域によっても給与の差はあるため、あくまでも全国的な統計によるデータだと捉えておきましょう。

7.最後に

臨床検査技師はさまざまな場所で活躍できるものの、看護師や介護福祉士に比べると募集の枠はやや少ないといえるかもしれません。しかし、その存在は医療・衛生の分野において欠かせないものです。早期治療や予防医療にも関わる重要な仕事でもあるため、医療機器メーカーや製薬メーカー、健診センターなど幅広い分野で必要とされ、大きなやりがいを感じられる職業でしょう。

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