企業内保育所とはどんなところ？
企業内保育所とは、企業内または事業所の近辺に保育園を設置し、その企業に勤める人の子どもを勤務時間中預かるシステムです。企業内に保育所を整備することによって、子育て世帯が働きやすい環境を生み出します。多様な人材を活かせる、画期的な取り組みといえるでしょう。ひいては企業の成長にも貢献すると考えられています。従業員が働きやすく満足度がアップすれば、企業の活性化にも繋がり、双方にプラスの効果が生まれるのです。そこで今、多くの企業が「企業内保育所」に注目しています。
増え始めている企業内保育所へのサポート体制
これらのことから、多くの企業が費用対効果に見合う投資であるとして「企業内保育所」を取り入れはじめています。企業内保育所の運営を中心に事業展開している民間事業者も増えてきました。政府も保育に無縁の企業が保育所を導入できるようなサポート体制を展開しています。平成28年度から始まる企業内保育所制度においてでは、企業内保育所を設置する事業者への補助金を認可保育所並みの水準に設定。「地域の児童の受け入れ義務」という条件を外し、保育士や定員の基準も緩めました。また、自治体に届け出をするだけで設置が可能に。企業がより取り入れやすい環境になってきているのです。
企業内保育所の保育士の採用状況は？
企業が取り入れやすい環境になったことで、今後も企業内保育所は増えることでしょう。それに伴い、当然保育を担う保育士の需要も増えることが考えられます。ジョブメドレーでも、企業内保育所の運営を行う事業所の検索が可能。どんな企業でどのような条件での勤務なのかが詳しくわかります。また、中には我が子を同施設へ預けることが可能な保育所もあります。働きたいけど預け先がネックになっている保育士と、資格取得者を希望している企業双方にメリットが生まれ、待機児童削減にも繋がると期待されています。
