1. 【2019年最新版】介護福祉士の仕事内容、受験資格、合格率、給料などを徹底調査!

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コラム2019/08/29
【2019年最新版】介護福祉士の仕事内容、受験資格、合格率、給料などを徹底調査!

介護資格の中で唯一の国家資格である「介護福祉士」について。仕事内容や国家試験の受験資格・合格率、給料、将来性などについてご紹介します。

介護福祉士画像

1.介護福祉士とは

介護福祉士は、1987年に制定された「社会福祉及び介護福祉士法」によって定められた国家資格です。介護福祉士は専門知識と技術を生かして、利用者の身体上・精神上のケア、現場の介護スタッフに対する教育・指導などの役割を担います。

次の項目では、介護福祉士の仕事内容について「誰に向けて」「どんな仕事をおこなっているのか」をそれぞれ見ていきましょう。

2.介護福祉士の仕事内容

介護福祉士のおもな仕事は、利用者に対する「身体介助」「生活援助」「レクリエーション」、利用者のご家族に対する「相談・助言」、介護スタッフに対する「マネジメント」となります。それぞれの仕事について紹介します。

               
身体介助 利用者の身体能力や病気の状態に合わせて、食事介助、排せつ介助、入浴介助などをおこなう
生活援助利用者の洗濯や掃除、部屋の整理、食事の準備、買い物など身の回りの世話をする
レクリエーション簡単な工作、歌、体操などにより、利用者の身体機能の維持・回復を目指したり、メンタルケアをおこなったりする
相談・助言介護に関する不安を抱える家族の相談に乗ったり、福祉用具の選定・使用、自宅介護の注意点などについてアドバイスをおこなったりする
マネジメント現場のリーダーとして、介護スタッフのタスク管理や教育指導をおこない、サービスの質の向上を図る

3.介護福祉士になるには

介護福祉士になるには、「介護福祉士」の国家試験に合格し、介護福祉士の資格を取得する必要があります。

介護福祉士の資格を取得するルートは「実務経験ルート」「養成施設ルート」「福祉系高等学校ルート」、外国人を対象とした「経済連携協定(EPA)ルート」の4つに分かれます。

A.【実務経験ルート】

介護福祉士の実務経験ルート

実務経験ルートでは、以下いずれかの受験資格を満たす必要があります。3年以上の実務経験とは「従業期間3年(1095日以上)かつ従事日数540日以上」を指します。

(1)3年以上の実務経験 + 実務者研修の修了
(2)3年以上の実務経験 + 介護職員基礎研修+喀痰吸引等研修の修了

(1) の受験資格について、「社会福祉士及び介護福祉士法」の一部改正により、2017年4月1日から「実務者研修」の受講・修了が必須となりました。

(2)の受験資格について、「介護職員基礎研修」は2013年度の介護資格取得制度の改正により、「ホームヘルパー1級」とともに廃止され、「実務者研修」に一本化されています。

ただし制度改正前に「介護職員基礎研修」と「喀痰(かくたん)吸引等研修」の両方を修了している場合は、(1)と同様に受験資格として見なされます。

これらの整備の目的は、複雑化していた介護職の資格取得ルートを簡素化し、働きながらステップアップできる明確なキャリアパスをつくることにあります。さらに2015年には介護福祉士の上位資格として「認定介護福祉士」が設置されました。

▼認定介護福祉士についてはこちらの記事をチェック!

認定介護福祉士とはどんな資格?介護福祉士との違いは?

■実務経験の証明方法

実務経験ルートで介護福祉士を目指す場合、介護福祉士国家試験の受験申し込み手続きの際に、社会福祉振興・試験センターに「実務経験証明書」を提出する必要があります。また、同じ期間内に複数の事業所に所属している人は「従事日数内訳証明書」も必要です。

所属する事業所の記入が必要な項目もあるため、スケジュールに余裕をもって準備を進めましょう。公式HPでは「実務経験証明書作成支援ツールおよび従業期間計算表」の利用も可能です。

B.【養成施設ルート】

介護福祉士の養成施設ルート

養成施設ルートでは、以下いずれかの受験資格を満たす必要があります。

(1)高等学校を卒業後、2年制以上の介護福祉士養成施設を卒業
(2)高等学校を卒業後、福祉系大学、社会福祉養成施設、保育士養成施設のいずれかを卒業したのち、1年制以上の介護福祉士養成施設を卒業

「社会福祉士及び介護福祉士法」の一部改正前、養成施設ルートにおいて、国家試験の受験は必須ではありませんでした。改正後は段階的に条件が変わっていくため注意が必要です。

2017年度〜2021年度の卒業者は、5年間暫定的に介護福祉士資格が付与されます。その後も介護福祉士資格を保持するためには、暫定期間(5年)の間に国家試験に合格するか、5年間続けて介護の実務業務に従事する必要があります。

2022年度からは、介護福祉士養成施設を卒業しても、無条件で介護福祉士の資格は与えられません。他のルートと同じように、国家試験に合格する必要があります。

C.【福祉系高等学校ルート】

介護福祉士の福祉系高等学校ルート

福祉系高等学校ルートでは、以下いずれかの受験資格を満たす必要があります。9ヵ月以上の実務経験とは、「勤務日数135日以上」を指します。

(1)福祉系高等学校に2009年度以降に入学し、新カリキュラムを修めて卒業

(2)福祉系高等学校に2008年度以前に入学し、旧カリキュラムを修めて卒業(介護技術講習を未受講の場合、国家試験にて実技試験あり)

(3)2009年度以降に特例高等学校に入学し、必須単位を取得。卒業したのち、9ヵ月以上の介護等の実務を経験(介護技術講習を未受講の場合、国家試験にて実技試験あり)

D.【経済連携協定(EPA)ルート】

経済連携協定(EPA)ルートとは、EPA介護福祉士候補者が資格取得を目指すルートです。

EPA介護福祉士候補者とは、日本の介護福祉士資格取得を目的として、日本の受け入れ施設で研修を受けながら就労するインドネシア人、フィリピン人およびベトナム人のことを指します。

EPA介護福祉士候補者は、介護施設で3年以上就労・研修をおこない、国家試験に合格すれば介護福祉士として就労することができます。受け入れ条件などの詳細は、「公益社団法人国際厚生事業団」のホームページをご覧ください。

4.国家試験の概要・合格基準・合格率

介護福祉士国家試験は、例年1月下旬に筆記試験・3月上旬に実技試験が実施されます。

合格基準は「総得点の60%程度」です。総得点は125点なので、75点程度が合格基準となります。そこから毎年難易度によって補正が入り、近年の合格基準点は70点~75点前後を推移しています。2019年に実施された「第31回介護福祉士国家試験」の結果は以下のとおりです。

試験日:2019年1月27日

合格発表日:2019年3月27日

受験者数:94,610人

合格者数:69,736人

合格基準点:72点

合格率:73.7%

介護福祉士国家試験の受験者数・合格率

2017年に実施された「第29回介護福祉士国家試験」では、実務経験ルートの「実務者研修」の必須化により受験者数が半減する一方、合格率は70%台に上昇。2019年には過去最高の合格率(73.7%)となりました。近年は受験者数も増加傾向にあり、介護福祉士資格への人気の高さが伺えます。

5.介護福祉士の給料(月収)

厚生労働省が発表した「平成30年度介護従事者処遇状況等調査結果」によると、介護福祉士の平均給料(月収)は常勤31.4万円非常勤23.4万円。前年度の平均給料(月収)常勤30.5万円/非常勤21.7万円と比べて、常勤・非常勤ともに上昇していることがわかります。

また、施設形態別の平均給料(月収)は以下のとおりです。(介護職員処遇改善加算Ⅰ〜Ⅴを取得している事業所が対象)

介護福祉士の給料(月収)

6.最後に

厚生労働省によると、2018年9月末時点における介護福祉士の登録者数は1,623,451人。2017年以降は毎年約6万人のペースで増加を続けています。

介護福祉士の登録者数推移

引用:厚生労働省「介護福祉士の登録者数の推移」

しかしながら、介護業界全体を取り巻く現状をみると、団塊世代が75歳以上の後期高齢者となる2025年を前に、66%の介護施設が介護職員の人手不足を課題として感じていることがわかります。

介護労働実態調査

引用:介護労働安定センター「平成29年度介護労働実態調査」

介護に関する専門知識と豊富な経験をもち、リーダーシップを発揮する介護福祉士は、現場に必要不可欠な存在です。

そのため政府は対策として、 介護福祉士を目指す学生への支援や介護福祉士養成施設における人材確保支援、ベテラン介護福祉士の処遇改善などの方針を打ち出しています。

処遇改善について、介護事業所は2019年10月からの消費税率引き上げに合わせて、原則として「勤続10年以上の介護福祉士」を対象とした「介護職員等特定処遇改善加算」が取得できるようになります。(条件等の詳細は厚生労働省の資料を参照)

これらの改革は中長期的に取り組まれるものではありますが、将来のニーズが明らかな業界で、唯一の国家資格である「介護福祉士」は、今後も引く手あまたの存在であるといえるでしょう。

ジョブメドレーでも、介護福祉士資格が活かせる介護職/ヘルパーの求人を多くご用意しています。ご興味のある方はぜひご覧ください。

読者の方へのメッセージ

介護福祉士を志す方々へ

毎年、秋になると介護福祉士受験対策講座の広告をよく見かけます。国家資格は年に1回ですので、目の前の業務が忙しいとは思いますが、前もって受験準備をして1年かけて学習できるスケジュール組みをしていけたら余裕を持った受験対策ができると思います。ぜひ介護福祉士を取得して活躍されることをお祈りしております。

平栗 潤一平栗 潤一(介護スクール経営者)2018/10/25

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