1. 【2018年最新版】鍼灸師ってどんな仕事?なるためには?資格や給料、仕事内容などを調査しました

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コラム2018/10/12
【2018年最新版】鍼灸師ってどんな仕事?なるためには?資格や給料、仕事内容などを調査しました

鍼灸師は、理学療法士や作業療法士と並んでリハビリ・代替医療に分類されている国家資格。ですが、あん摩マッサージ指圧師や柔道整復師と混同している人も多いのではないでしょうか。そこで今回は、鍼灸師の仕事内容や資格、就職先、給料などについて詳しく紹介していきます。

薬剤師画像

1.鍼灸師(しんきゅうし)とはどんな仕事?

鍼灸師とは、「はり」や「きゅう」を使って、健康回復を助けたり治療を行ったりする職種です。

医療機器や薬剤を使う西洋医学にもとづく治療とは異なり、鍼灸師が行っているのは東洋医学にもとづく治療。「はり・きゅう」を使い、体のツボを刺激することで人間本来が持つ自然治癒力を高めていくという方法です。そのため、鍼灸師は東洋医学の専門家(プロ)といえるでしょう。

そして、勘違いされることが多いのですが「鍼灸師」という資格はありません。実際は、「はり師」と「きゅう師」という2つの資格に分かれています。そのため、鍼専門で治療を行っている人のことは「はり師」、そして灸を専門としている人であれば「きゅう師」と呼ぶのが正解です。

ただ、「はり」や「きゅう」の治療を一緒に扱っている治療院が多いため、一般的には鍼灸師と呼ばれることが多いようです。

2.鍼(はり)、灸(きゅう)とは?

鍼灸師が仕事で使う「はり」と「きゅう」はどんなものかを知っていますか?

「はり」と聞くと、注射や裁縫などの“針”をイメージする人が多いかもしれませんが、鍼灸治療で使う“鍼”は大きく異なります。注射針と鍼の太さを比較してみると、一般的な注射針が0.4~1.6㎜なのに対し、鍼の場合は0.14~0.34㎜と太さは約3分の1程度。細いだけではなく、先端も丸みを帯びているため、体に刺したときの痛みがほぼないのが特徴です。この「はり」で体のツボを刺激することで治療していきます。

「きゅう」は、薬草(よもぎなど)から作られている“もぐさ”と呼ばれる道具を使います。もぐさをツボの位置においたら、火をつけることで熱を発生させ、その熱の力で治療をするというものです。火を使って治療しますが、やけどするほど熱いということはありません。リラックスできるような心地のよい温かさを保ちます。

3.世界的にも注目を集めている鍼灸師の仕事内容とは?

東洋医学を基本としている鍼灸治療では、体のあちこちにある経穴(ツボ)をはりやきゅうを使って治療していきます。はりで刺激を与えたり、熱の力で温めたりすることによって、自然治癒力を引き出して患部を改善させたり免疫力を高めたりしていくのがはり・灸の特徴です。

西洋医学のように薬品を扱わないので鍼灸師の仕事は、赤ちゃんや妊婦さん、授乳中の女性などにも行える治療として、最近では世界的に注目を集めています。

4.柔道整復師やあん摩マッサージ指圧師との違いは?

鍼灸師とセットで認識されたり、職種を混同されたりするこれらの職種。それぞれ鍼灸師とどのように違うのかを確認してみましょう。

◇柔道整復師との違い

鍼灸師との仕事内容の違いとして、ツボを刺激して治療する鍼灸師に対し、柔道整復師は骨や関節を整復・固定し、じん帯や筋・腱などの損傷を改善します。また、柔道整復師は基本的には器具を使わず手技のみで治療を施します。

◇あん摩マッサージ指圧師

いわゆる「マッサージ師」と呼ばれる人たちのことです。はりやきゅうを使って治療や体調を整える鍼灸師とは違い、マッサージ、あん摩、指圧などを駆使して筋肉を摩ったり揉みほぐすことで治療します。

5.鍼灸師になるには国家資格が必要!

鍼灸師になるには国家資格が必要です。しかし、国家試験を受験するためにも一定の要件が求められます。そこで、国家試験の受験資格を得る方法を詳しくみていきましょう。

◆国家試験の受験要項

鍼灸師になるためには以下のいずれかの学校で一定のカリキュラムを修め卒業する必要があります。

・鍼灸系専門学校

・鍼灸学科のある4年制大学、または3年制短大

専門学校は、日本医学柔整鍼灸専門学校をはじめ、鍼灸科があるところで養成課程を修了すれば受験資格を得ることができます。大学も同様に、鍼灸学科がある大学に進学する必要があります。そして、年に1回実施される国家試験に合格することで、鍼灸師と名乗ることができるのです。

ただ、「はり師」と「きゅう師」では、別の資格が必要なので2つの資格の受験をすることになります。同時に受験する場合は、共通科目の試験は免除されます。

はり師、きゅう師それぞれの資格のみだけでも、それぞれの専門家としての治療は可能です。2つの資格が必ず必要というわけではありません。

6.鍼灸師の国家試験合格率はどのくらい?

毎年2月下旬に実施されるはり師、きゅう師の国家試験は、1問を1点として150問が出題されます。このうち90点以上で合格となります。

厚生労働省の発表によると、2018年度の国家試験受験者と合格者数は以下の通りでした。

※「第26回あん摩マッサージ指圧師、はり師及びきゅう師国家試験の合格発表について」より

<はり師>

受験者数:4,622名

合格者数:2,667名

★合格率:57.7%

<きゅう師>

受験者数:4,555名

合格者数:2,845名

★合格率:62.5%

ちなみに2017年度の合格率は、はり師67.0%、きゅう師67.7%。そして2016年度の合格率は、はり師73.4%、きゅう師75.0%でした。

いずれも、毎年の受験者数に大きな変動はみられなかったため、近年は少しずつ合格者数が減少していっているようです。ただし、合格者の上限が決まっているわけではないのでしっかりと準備をして試験に臨めば十分合格は狙える試験でしょう。

7.鍼灸師は国家資格に合格しないと仕事に就けない?

鍼灸師は国家資格であるため、施術をするにはもちろん国家資格に合格していることが前提です。しかし、国家試験の受験資格を満たすためには、厚生労働省が定めた養成課程を受講できる学校に通わなければいけません。そういう人たちのために、働きながら通える夜間学校もあります。

国家試験が必要な資格の中には、このように夜間学校がないものも多くあるので、その点で鍼灸師は多くの人が資格を得やすい環境にあるといえるでしょう。

ただ、昼は働いて夜は勉強することになるため、自身でしっかりとスケジュール管理や体調管理をしていくことが大切です。

8.鍼灸師のおもな就職先は?

鍼灸師のおもな就職先としては、マッサージ院や鍼灸院が多いようです。しかし、最近はあらゆる分野ではり師・きゅう師の需要が高まってきており、鍼灸院以外の場所でも活躍できる場所がたくさんあります。

◆美容鍼灸サロン、エステサロン

美容鍼を専門にしている施設などでも働くことができます。また、鍼灸師としてではなくても、美容に鍼灸をとりいれているエステサロンでは、鍼灸師の資格が重宝されることもあるようです。

◆スポーツ施設(スポーツ鍼灸)

体の調子を整える作用のある鍼や灸は、スポーツ業界でも注目を集めています。そこで、スポーツをしている人を対象に活躍することも可能です。スポーツ鍼灸を目標に資格をとるのであれば、パーソナルトレーナー術やトレーニング指導も一緒に学べるスポーツ鍼灸学科などがある学校を目指すのがいいでしょう。

◆女性向け鍼灸院(婦人鍼灸)

月経に関する治療や不妊治療に鍼灸治療を用いている婦人科系の病院もあります。このような場所でも鍼灸師の資格をいかすことができます。

◆介護福祉施設(高齢者鍼灸)

足腰の悪い高齢者など、鍼灸院に通えない人のために、在宅ケアとして鍼灸治療を行うことも可能です。この場合は、在宅サービスを実施している施設に就職したり、介護福祉施設に就職することになります。在宅ケアが重要視されている日本の医療においては、今後鍼灸師の活躍も増えていくのではないでしょうか。

9.鍼灸師は独立開業を目指せる!

医療業界には数々の国家資格が必要な職業がありますが、医師や歯科医師のように自ら開業できるという権利を持っている職業は多くはありません。その中で、鍼灸師は独立開業が認められている数少ない職業のひとつです。

ただ、資格を取得してすぐに開業するという人は少なく、一般的にはほかの治療院に勤めて経験や知識を高めてから独立するということが多いようです。

それでも、「いずれは自分のお店を開業したい!」という人にとっては大きなモチベーションになるはずです。

10.鍼灸師の平均給与は増加傾向

ジョブメドレーでは、2017年7月~9月の間で、医療介護系15職種について平均月給・時給を調査しました。(医療介護の求人サイト「ジョブメドレー」、2017年7~9月 医療介護15職種の平均月給・時給調査を発表

そこで鍼灸師をみてみると、常勤の場合は7月:25万4,545円、8月:26万451円、9月:26万278円となっており、9月の月給では同じリハビリ・代替医療系業種である理学療法士・作業療法士・言語聴覚士などよりも5千円~1万円程度高い給与形態となっています。また、2016年度に比べて約6.5%ほど上昇しており鍼灸師の需要や期待が高まっていることがわかります。

医療介護の求人サイト「ジョブメドレー」、2017年7~9月 医療介護15職種の平均月給・時給調査を発表

今後、さまざまな分野で活躍が期待されている鍼灸師。東洋医学の専門家として、ぜひ国家資格の取得を目指してみてはいかがでしょうか?

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