目次
- 1.女性の服装・小物類【スーツ】
- 2.女性のメイク・髪型
- 3.男性の服装・小物類・髪型【スーツ】
- 4.カジュアルの場合(男性・女性)
- 5.動きやすい服装の場合(男性・女性)
- 6.【ケース別】面接に適した服装
- 「平服でお越しください」と言われた場合
- リクルートスーツしか持っていない場合
- パート・アルバイト面接の場合
- 高齢者施設・介護施設での面接の場合
- 美容クリニックでの面接の場合
- ウェブ面接の場合
- 夏や冬に面接がある場合
- 7.実際に面接を経験した人の服装(職種別)
- 8.ポイントを押さえて面接に臨もう
- 清潔感があること
- 体型に合っていること
- ビジネスマナーから外れていないこと
- 実施内容に合わせた服装であること
1.女性の服装・小物類【スーツ】
女性のスーツの着用例と気をつけるべきポイントについて、アイテム別にご紹介します。

ジャケット
色は黒やグレー、ネイビーなどの濃色が無難です。ライトグレーやベージュなどの淡色のスーツはカジュアルな印象になります。ストライプなどのシンプルな模様であれば、柄があっても問題ありません。
ボタンは2〜3個のものが良いでしょう。1つボタンはウエストが絞られたシルエットが多いため、面接やビジネスの場では不向きとされています。着席時も含め、ボタンはすべて留めて着用します。
上着・コート
スーツに合うフォーマルな形のものを選びましょう。フードやファーなどの装飾がついていない「トレンチコート」や「チェスターコート」がおすすめです。
スーツ同様に、黒やグレー、ネイビー、ベージュなど落ち着いた色味で、派手な柄が入っていないものが良いでしょう。
インナー(シャツ・ブラウス・カットソー)
シャツ・ブラウス・カットソーはどれを選んでも問題ありません。色はどんなジャケットにも合い、顔色を明るく見せてくれる「白」が良いでしょう。なお、派手なレースやフリルがついているデザインは避けたほうが無難です。
・シャツ:襟があるタイプは、フォーマルで堅実な印象に。
・ブラウス:柔らかい素材が多いため、女性らしい印象に。
・カットソー:首周りがすっきりして見え、ハツラツとした印象に。
スカート・パンツ
スカート・パンツはどちらでも問題ありません。ジャケットと同じセットアップのものを選びましょう。ジャケットと異なるボトムの組み合わせは、スーツよりもカジュアルな印象があるため、オフィスカジュアルになります。
スカートの場合は膝丈を確認してください。立った時に膝が隠れ、座った時に膝上5センチ以内に収まる長さが目安です。
ストッキング
スカート・パンツどちらの場合でも、必ずストッキングを着用しましょう。無地で肌に近いベージュが適しています。黒のストッキングは喪服を連想させるため、避けたほうが良いでしょう。
靴(パンプス)
応募先を訪問する際は、無地で黒のパンプスが一般的です。服装全体のバランスがとれていれば、落ち着いたデザイン・色の靴でも問題ありません。
ただし、つま先が見えるデザインの「オープントゥ」は避けましょう。ストラップのあり・なしはどちらでも構いません。ヒールの高さは5センチ程度が目安です。
かばん
黒や茶などの落ち着いた色・デザインのものを選びましょう。面接では書類を持ち運ぶことが多いので、A4サイズを曲げずに収納できるサイズがおすすめです。床に置いた時に自立するものを選ぶと、面接時の扱いが楽になります。
2.女性のメイク・髪型
髪型・ヘアカラー

目や眉に髪がかからないようにピンなどで留め、長い髪はまとめるようにしましょう。後ろ髪は、アップスタイル(まとめ髪)にすれば、顔の周りがスッキリとするのでハツラツとした印象になるでしょう。一方、ダウンスタイルは落ち着いた印象になります。
医療・福祉業界では、明るすぎる髪色は好ましくないと考える事業所もあります。そのため、ヘアカラーは7番までの明るさを目安にしましょう。

化粧・メイク
普段の職場ではノーメイクの方もいるかもしれませんが、面接では最低限の化粧をしたほうが好印象を与えられるでしょう。
・ベースメイク:ファンデーションなどで均一に整えます。夏場などで皮脂が出やすく崩れやすい場合は、化粧下地やパウダーを使うと持ちが良くなります。顔と首で違う色にならないように注意しましょう
・眉とアイブロウ:眉用のハサミやピンセットで形を整えます。足りないところはアイブロウペンシルやアイブロウパウダーで書き足し、角度をつけすぎたり細くしすぎないようにしましょう
・目とアイメイク:肌なじみの良いブラウンやベージュ系を選びましょう。ラメ感が強いものは避けたほうが良いです。アイラインとマスカラは控えめに施しましょう
・頬とチーク:チークを足すと血色よく、健康的に見えます。笑ったときに頬が高くなる位置にふわっと、濃くなりすぎないように入れます。
・唇とリップ:落ち着いた朱色やピンク、ベージュ系の色がおすすめです。真っ赤なリップやツヤ感の強いグロスは避けたほうが良いでしょう。
爪・ネイル
患者や利用者と接したり、調理したりする職種の場合、面接でも爪の状態をチェックされることもあります。派手なネイルや長い爪は、マイナスの印象を与える可能性があるため、マニキュアは落として、短く整えたほうが良いでしょう。
腕時計・アクセサリー・香水
・アクセサリー:結婚指輪以外のアクセサリーは、面接・職場見学には適しません。身につける場合でも、小ぶりで目立たないものにしましょう
・腕時計:シンプルなデザインのものであれば問題ありません
・香水:就業時の使用が禁止されている職種であれば、面接でも使わないほうが良いでしょう
3.男性の服装・小物類・髪型【スーツ】
男性のスーツの着用例と気をつけるべきポイントを、アイテム別にご紹介します。

ジャケット
黒や濃紺、ダークグレー、チャコールグレーなどの濃色を選びましょう。ライトグレーや明るいネイビーなどの淡色は面接には不向きです。ストライプなどのシンプルな模様であれば、柄があっても問題ありません。
ジャケットのボタンは、1番下のボタンのみ開け、それより上のボタンは留めます。着席時は、すべてのボタンを開けてもマナー違反になりません。
上着・コート
「トレンチコート」「チェスターコート」「ステンカラーコート」などがおすすめです。フードのあるものやダウンコートなどは、カジュアルな印象が強いため面接には向いていません。色はスーツと同様に、黒、濃紺、グレーなどが無難です。
インナー(ワイシャツ)

インナーは白無地のワイシャツが無難です。襟の先にボタンがついている「ボタンダウン」や、襟の開き角度が大きく上向いている「カッタウェイ」はノーネクタイでの着用が基本とされているため、面接では避けたほうが良いでしょう。
ワイシャツの袖口は、スーツの袖よりも1~1.5センチ程度出ているのが理想的です。袖口についているボタンはすべて留めます。また、派手なカフスボタンは避けましょう。
ネクタイ
シンプルな色・デザインのものを選びましょう。光沢感が強い素材や派手な柄は面接には不向きです。
ボトム(パンツ)
ジャケットとセットアップのボトムを選びましょう。ジャケットと異なるボトムの組み合わせはいわゆる「ジャケットパンツスタイル」と呼ばれ「オフィスカジュアル」になります。
裾丈の長さは、靴を着用しない状態でくるぶしが隠れる程度から、かかとが隠れる程度までの長さが良いでしょう。
ベルト
黒や茶色などの革製のシンプルなベルトを選びましょう。網状になったタイプや、派手なバックルがついたデザインは不向きです。
靴下
スーツの色に合わせるのが無難です。くるぶしが見える短いタイプは避け、ミドル丈またはロング丈を選びましょう。
靴(革靴)

黒かダークブラウンで、紐の革靴を選びます。紐がないタイプはカジュアルな印象があるため、面接には不向きです。また、ウイングチップのような装飾が施されたものは避けたほうが良いでしょう。つま先が尖っているタイプも適しません。
かばん
黒や紺、茶などの落ち着いた色・デザインのビジネスバッグを選びましょう。A4サイズの書類を曲げずに収納でき、床に置いた時に自立するものを選ぶと、面接時の扱いが楽になります。
tips:面接に「リュック」はあり?
従来、リュックはビジネスシーンにはふさわしくないと考えられていました。しかし、最近ではスーツに合わせたデザインのリュックも広がり、通勤に使う人も増えているようです。ただし、採用担当者によって印象は異なるため、心配であればビジネスバックを持っていきましょう。
髪型・ヘアカラー
前髪は眉が見える長さにするか、長い場合は流しましょう。後ろ髪は、ワイシャツの襟につかない長さが目安です。
整髪料を使えば清潔感を出せますが、つけすぎには気をつけましょう。髪色については、男性の茶髪は好ましくないと感じる人もいるため、自然な黒髪が無難です。
眉・ひげ
ひげは清潔感に欠けた印象を与える可能性があります。そのため、とくに医療・福祉業界ではすべてきれいに剃っておいたほうが良いでしょう。眉は、眉バサミで長さを整え、不必要な部分は剃るもしくは抜きます。
爪
爪が長いと不衛生な印象を受けます。短く整えましょう。
腕時計・アクセサリー・香水
・腕時計:シンプルなデザインを選びましょう
・アクセサリー:結婚指輪は問題ありません。ほかのアクセサリーは外しましょう
・香水:就業時の使用が禁止されている場合は、面接でもつけないほうが良いでしょう
4.カジュアルの場合(男性・女性)
応募先から「服装自由」や「私服でお越しください」と伝えられた場合は、「オフィスカジュアル」で面接に臨んでも良いでしょう。男女別に具体例をご紹介します。
女性のカジュアル

襟つきジャケットはもちろんOKです。襟のない「ノーカラージャケット」でも問題ありません。ジャケットを羽織るほどかしこまる必要がなければ、「カーディガン」でも代用できます。ただし、丈が長すぎるものや、目の粗い素材は避けましょう。
スカートの場合は、裾が大きく広がらないシルエットで、膝丈の長さが好ましいです。ストッキングも履きましょう。
パンツの場合は、7〜10部丈の長さで、きちんと感が出る「スラックスパンツ」がおすすめです。色は、ネイビー、ブラウン、ベージュ、グレーなどの落ち着いたベーシックカラーでまとめるのが無難です。
かばんは、A4サイズの書類が入るシンプルなデザインのものを。靴は、ヒールが5センチ程度、落ち着いた色・デザインのパンプスを選びましょう。
男性のカジュアル

ブレザーやテーラードジャケットなどを羽織りましょう。インナーはノーネクタイでも、襟つきのシャツが無難です。ボトムはスラックスかチノパンツを選びます。
色は黒やネイビー、ベージュ、グレーなどでまとめるのが無難です。ジャケットが濃色の場合は、シャツ・パンツを淡い色にする。反対に、ジャケットが淡色の場合は、シャツ・パンツを暗い色にするなど、全体の色のバランスを考えましょう。
タイトすぎたりゆとりがありすぎたりすると、カジュアルな印象になるためジャストサイズを選びます。
かばんは、A4サイズの書類が入るシンプルなデザインが適しています。靴は、スニーカーではなく革靴が良いでしょう。
5.動きやすい服装の場合(男性・女性)
面接に併せて実技試験がある場合など、動きやすい服装で訪問するように求められる場合があります。この場合は着替えを持っていくのではなく、着用して訪問したほうが良いでしょう。

動きやすい服装と言っても、面接もおこなうので、ジャージやデニムなどは適しません。ポロシャツなどの伸縮性があるトップスに、スラックスやチノパンツなどの組み合わせを選ぶと良いでしょう。
足元はヒールや革靴では動きづらいので、ヒールのないパンプスやシンプルなデザインのスニーカーが適しています。
6.【ケース別】面接に適した服装
ここからは、ケース別に適した服装をご紹介します。
「平服でお越しください」と言われた場合
ビジネススーツやオフィスカジュアルで訪問しましょう。勘違いしてしまいがちですが、平服は、燕尾服やタキシードのような正装(礼装)に準じる服装を指すため、普段着ではありません。
リクルートスーツしか持っていない場合
転職活動にリクルートスーツを着ていけないわけではありませんが、年齢を重ねて着用するとちぐはぐな印象を与える可能性があります。そのため、社会人はビジネススーツやオフィスカジュアルを着用することが一般的です。
準備が間に合わない場合は、インナーを変えてリクルートスーツのイメージを軽減させても良いでしょう。とくに女性は服装の自由度が高いので、白のワイシャツをカットソーやブラウスに替えるだけでも印象が変わります。
パート・アルバイト面接の場合
パート・アルバイト面接でもTPOにあわせた服装選びが大切です。礼儀正しい服装でマイナス評価になる可能性は低く、スーツを選ぶほうが無難です。
スーツでは堅苦しすぎるのではないかと感じる場合は、面接の日程調整などの連絡時に質問してみても良いでしょう。
高齢者施設・介護施設での面接の場合
黒以外のスーツやジャケットがあれば、施設や利用者への配慮として、別の色を選ぶと良いでしょう。これは、黒のスーツは「喪服」を連想させてしまうため、避けたほうが良いと考える人がいるためです。
黒のスーツしか持っていない場合は、ネクタイなどの小物類に明るい色を選ぶと良いでしょう。
美容クリニックでの面接の場合
美容クリニックでは、応募者の服装や身だしなみを評価対象とする可能性があります。そのため、とくに接客や施術中に目に留まりやすい、手元やネイルは綺麗に整えておくと良いでしょう。
ウェブ面接の場合
ウェブ面接の場合も、対面の面接と変わらない服装・身だしなみを心掛けましょう。立ち上がったりカメラが傾いてしまったりして、下半身まで映り込む可能性もあります。
部屋の様子まで映り込む場合は、雑多な印象を与えないように整理整頓・片付けもしておきましょう。
夏や冬に面接がある場合
面接のマナーを踏まえつつ、季節に応じた服装で訪問することが重要です。夏の場合は、応募先から「クールビズでお越しください」と伝えられる場合があります。その際は、男性はノーネクタイで構いませんが、夏用のジャケットを着用すればより丁寧な印象になるでしょう。
一方、冬の場合は注意が必要です。応募先を訪問する際、着用しているコートはオフィスに入る前に脱いでおきましょう。また、寒冷地以外ではブーツも避けたほうが無難です。
7.実際に面接を経験した人の服装(職種別)
ここからは、実際に面接を経験した人がどのような服装で訪問したかについて、インタビューからご紹介します。
歯科衛生士
■25歳女性/東京都/中途採用(歯科診療所)
服装・髪型
服は白いシャツに黒いジャケットを羽織って、髪の毛は後ろでひとつにまとめて。
メイク
メイクはいわゆるナチュラルメイクです。
ネイル
前職で働いているときはネイルもしていたんですけど、転職の面接時には落としていきました。歯科衛生士の面接で、ネイルを注意されることはよくあるって聞いたので。
■28歳女性/東京都/中途採用(歯科診療所)
服装
服装は黒いスーツに白シャツで行きました。下はスカートで。あと、訪問するときはパンプスだったんですが、ずっと履いていると疲れちゃうので行き帰りはスニーカーに履き替えていました。
■26歳女性/山梨県/新卒採用(歯科医院)
服装
ネイビーのスーツで、パンツスタイルでした。専門学校に入学する際に父に買ってもらったものなので、値段はちょっとわからないんですが。お店はたしかAOKIだったかと。
髪型
顎くらいまでの長さのショートカットで、黒髪でした。ただ私はすごく癖っ毛で、何もしないと前髪がクルクルになっちゃうのでピンで留めてました。
メイク
普段からそんなに濃くないので、いつも通りな感じで。いわゆるナチュラルメイクですね。
看護師
■26歳女性/神奈川県/正職員/新卒採用(総合病院)
服装
黒無地、スカートのリクルートスーツです。たぶん「洋服の青山」で買ったかと。
髪型
ショートだったので、横の髪を耳にかけて、後ろ髪はそのまま。ただ前髪が伸びかけだったので、お辞儀したときに目にかかったり手で触ったりしないように、スプレーしてピンで止めてました。
メイク
看護実習時と同じくらいで、派手すぎずナチュラルな感じです。
■37歳女性/東京都/正社員/中途採用(総合病院)
服装
黒のスーツ。下はスカートです。2社目を退職してから、転職活動用に「洋服の青山」で買ったものなんですけど、上下で2万円しないくらいだったと思います。
■27歳女性/神奈川県/中途採用(美容外科クリニック)
服装
夏だったので白いブラウスに黒のパンツ、黒のパンプスでした。総合病院を受ける場合は白いシャツに黒いジャケットを羽織ると思います。ネックレスもつけません。
医療事務・調剤事務
■28歳女性/山梨県/中途採用(美容クリニックの医療事務)
服装
紺色のスーツでした。下はパンツじゃなくて膝丈のスカートです。10年前に親戚にもらったものです(笑)。靴は黒いパンプスで、ヒールは5cmくらい。
髪型
黒のロングで、後ろで結んでポニーテールに。
メイク
ファンデーションにアイラインをちょろっと。あとは眉を書いて、リップくらいですね。リップは薄めの赤でした。
かばん
何年か前にサティー(現イオン)で買った黒い手提げのビジネスバッグです。よく男性会社員が使っているような。
■34歳女性/東京都/パート/中途採用(調剤薬局の事務)
服装
証明写真と同じ上下黒のスーツ(白シャツ)です。
介護職
■29歳男性/東京都/中途採用(障害者福祉施設)
■31歳男性/神奈川都/中途採用(デイサービス)
服装
スーツの上下にワイシャツ、ネクタイ着用。スーツは冠婚葬祭にも使えるようなブラックスーツで、たしか「洋服の青山」のような、スーツ量販店で3万円くらいだったかな。新卒の就活時に買ったものです。ネクタイはネイビーに白のストライプが入ったものでした。
髪型
刈り上げないくらいの短髪で黒髪。セットも普通にワックスを使用して、普段とそれほど変えたりはしなかったです。
かばん
黒い手提げのビジネスバッグでした。
■30歳男性/東京都/中途採用(特別養護老人ホーム)
服装
上下黒のスーツ、白のシャツ、グレーのネクタイでした。
ひげ
ポリシーだったので剃るのはちょっとなあって。あと剃り跡が青いのがコンプレックスなんですよ。生えるのも早くて、朝剃っても夕方には無精ヒゲが生えてきてしまうので。
児童指導員
■30歳女性/東京都/中途採用(民間の児童養護施設)
服装
白いセーターに、黒いジャケットを羽織って、黒のスラックスを履いていました。教員も児童指導員も、スーツで働くことはほとんどないので違和感があるかなと。
髪型
髪型は肩より少し上くらいのボブで、色は暗めの茶色だったかな。
■30歳女性/東京都/正社員/新卒採用(民間の学童クラブ)
服装
黒のリクルートスーツを、入学式の前に購入しました。一次面接と二次面接はスカートで、三次面接は施設見学があったのでパンツスーツで行きました。
かばん
黒の手提げのビジネスバッグも洋服屋さんで買いました。
メイク
眉毛をちゃんと書く、顔色よく見えるようにチークとリップをつける、ラメでキラキラしすぎないようにする……いわゆるナチュラルメイクですね。
■28歳女性/神奈川県/正社員/新卒採用(民間の放課後児童クラブ)
服装
洋服の青山で購入した黒無地のリクルートスーツです。スカートタイプですね。
メイク
ナチュラルメイクです、業界的にあまり派手なメイクは好まれないので。アイシャドウのラメとかも、顔色がよく見える程度に
保育士
■31歳女性/東京都/中途採用(保育園)
服装
黒いスーツに白シャツでした。下は膝丈くらいのスカートで。新卒のときに買ってもらったものですね。園によっては、面接からの流れで保育体験などもあるので「動きやすい服で来てください」などの指示があるんですが、なんの指示もなかったので無難にスーツを着ていきました。
髪型
たしか真っ黒だったんじゃないかな。後ろで縛って、ポニーテールにしてました。
メイク
いわゆるナチュラルメイクですね。仕事をするときくらいの。
■32歳女性/神奈川県/中途採用(民間の児童発達支援センター)
服装
仕事終わりだったので、いつも仕事で着ているような服装でしたよ。白いタートルネックのセーターにベージュのカーディガンを羽織って、下はチノパンだったと思います。いま働いている保育園に面接で来る人も半数以上が私服でしたし、園や施設によっては保育体験からそのまま面接というような流れも多いので。
幼稚園教諭
■30歳女性/東京都/正職員/中途採用(私立幼稚園)
服装
教員だったこともあり「スーツは鉄則」と思っていたので、黒いスーツにスカートです。スーツは前職のときに、池袋のマルイで1万円台後半くらいで買いました。教師をしているときに着ていたカジュアルなスーツも1着持っていたんですけど、面接に向いていない気がしたので。
管理栄養士
■27歳女性/茨城県/派遣社員/中途採用(企業の特定保健指導職)
服装
白シャツに黒無地のスーツ(スカートタイプ)でした。社会人になってから「洋服の青山」で購入したもので、リクルートスーツではないです。
髪型
髪は長かったので、後ろにひとつ結び。
メイク
濃くなりすぎないように気をつけました。
■31歳女性/千葉県/正社員/中途採用(調剤薬局)
服装
スーツに白シャツでした。スーツを何本か持っているので、複数回訪れる場合は毎回違うスーツを着ていきました。
髪型
黒髪で前髪は流しました。
メイク
普段と同じ(ナチュラルメイク)です。
8.ポイントを押さえて面接に臨もう
職場や職種によって、適切な服装・身だしなみは異なるものの、基本の考え方は共通しています。以下の4つのポイントを押さえて、応募先での面接に臨みましょう。
清潔感があること
医療・福祉分野の現場では、とくに清潔感が重視されます。シワ・汚れがあったり、タバコ・汗のにおいがしたりすると、清潔感がない印象につながるため、注意しましょう。
体型に合っていること
サイズが大きすぎるとだらしない印象を受けますし、小さすぎても不自然です。事前に試着して今の体型にフィットしているか確認しましょう。
ビジネスマナーから外れていないこと
服装自由と言われた場合でも、Tシャツやデニムなどの普段着は適しません。スーツほどかしこまる必要がなくても、オフィスカジュアルなどの服装を選びましょう。
実施内容に合わせた服装であること
面接と併せて実技試験を実施する場合があります。スーツでは動きづらい可能性があるので、適した服装で臨みましょう。事前連絡がない場合は、採用担当者に確認しても良いでしょう。