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コラム2020/05/26
要介護1の基準と介護サービスは? 要介護認定の各基準も解説

受けられる介護サービスは、認定された「要支援度」や「要介護度」によって変わります。今回はとくに割合の多い「要介護1」の基準と受けられる介護サービスの例を紹介します。

介護サービスのイメージ

1.要介護認定とは

「要介護」とは「現時点で日常生活を自分でおこなうことが難しく、他者による介護が必要」な状態、および「どの程度の介護が必要となるかを表す度合い」です。

要介護者の心身の状態や認知症の有無などにより要介護度は5段階で分類分けされ、段階に応じた介護サービスを受けられます。

また、「要介護」 の前段階として「要支援」が1〜2まで存在し、それぞれの段階を表にすると次のようになります。

各段階の基準例は3.要支援1から要介護5までの判断基準例をご覧ください。

介護度の等級


介護(予防)サービスを利用したい人は、事前に介護保険の保険者である市区町村に要介護認定の申請が必要です。

要介護認定とは、介護サービスの利用希望者がどのような状態なのかを判断する制度で、市区町村に設置された介護認定審査会が住民からの申請を受けて、その結果を判断します。

2.要介護1の基準と受けられる介護サービス

前述した通り、要介護度は1〜5まであり、数字が大きいほど手厚い介護サポートが必要となります。

まずはその中でも、最も人数割合の多い「要介護1」について詳しく解説します。

要介護度別認定者の推移

引用:内閣府ホームページ/高齢期の暮らしの動向(2)

2-1.「要介護1」の判定基準例

要介護の判断は日常生活動作をどの程度おこなえるかによって、分類分けされます。

まず、「要介護」との境目になる「要支援2」の基準例は次の通りです。

・日常生活において必要とする掃除や着替えなどの行為に何らかの助け(見守りや介助)を必要とする
・立ち上がる時や片足で立つ時に何らかの助けを必要とする
・移動するために歩く時や両足で立つ際に何らかの助けを必要とする
・トイレ(排泄)や食事を人の助けなしに自分でおこなうことができる


次に、「要介護1」の基準例は次の通りです。

・日常生活において必要とする掃除や着替えなどの行為に何らかの助け(見守りや介助)を必要とする
・立ち上がる時や片足で立つ時に何らかの助けを必要とする
・移動するために歩く時や両足で立つ際に何らかの助けを必要とする
・トイレ(排泄)や食事をほとんど自分でおこなうことができる
混乱したり物事を理解できないことがある

※上記はあくまでも一般的な例であり、個々のケースに合わせて判断されます

このように、両者においてはほとんど違いが見られませんが、大きく異なるポイントは「認知症の疑いの有無」です。

要支援2にくらべて、運動能力以外にも思考力や判断力の低下がみられ、認知症が疑われる場合は要介護1と判断される可能性が高くなります。

2-2.要介護1から受けられるサービス

通常の訪問介護/看護サービスや通所介護、デイケアなどのサービスは要支援・要介護ともに受けることができますが、なかには要介護1からでなければ受けられないサービスも多々あります。

とくに宿泊型の介護サービスの多くは、要介護1からでなければ受けられないため注意が必要です。

要介護1から受けられるサービスの例
・夜間および随時対応型の訪問介護
・看護小規模多機能型居宅介護
・特別養護老人ホーム(要介護3から)
・介護老人保健施設
・介護療療養型医療施設
・介護医療院

3.要支援1から要介護5までの判断基準例

これまで、要介護1の判断基準については説明しましたが、そのほかの要支援度や要介護度についてはどうでしょうか。

改めて、要支援1から要介護5までの判断基準例を確認してみましょう。

要支援1

・日常生活において必要とする掃除や着替えなどの行為に何らかの助け(見守りや介助)を必要とする

・立ち上がる時や片足で立つ時に何らかの助けを必要とする

・トイレ(排泄行為)や食事を人の助けなしに自分でおこなうことができる

要支援2

・日常生活において必要とする掃除や着替えなどの行為に何らかの助け(見守りや介助)を必要とする

・立ち上がる時や片足で立つ時に何らかの助けを必要とする

・トイレ(排泄行為)や食事を人の助けなしに自分でおこなうことができる

・移動するために歩く時や両足で立つ際に何らかの助けを必要とする

要介護1

・日常生活において必要とする掃除や着替えなどの行為に何らかの助け(見守りや介助)を必要とする

・立ち上がる時や片足で立つ時に何らかの助けを必要とする

・移動するために歩く時や両足で立つ際に何らかの助けを必要とする

・トイレ(排泄行為)や食事をほとんど自分でおこなうことができる

・混乱したり物事が理解できないことがある

要介護2

・日常生活において必要とする掃除や着替えなどの行為に何らかの助け(見守りや介助)を必要とする

・立ち上がる時や片足で立つ時に何らかの助けを必要とする

・移動するために歩く時や両足で立つ際に何らかの助けを必要とする

・トイレ(排泄行為)や食事をする際に何らかの助け(見守りや介助)を必要とする

・混乱したり物事が理解できないことがある

要介護3

・日常生活において必要とする掃除や着替えなどの行為が自分1人でできない

・立ち上がったり、片足で立ったりする行為を自分1人でできない

・自分1人で歩く、両足で立つといったような移動するための行為ができない

・トイレ(排泄行為)を1人でほとんどできない

・いくつかの不安行動や、物事の理解への低下が見られる

要介護4

・日常生活において必要とする掃除や着替えなどの行為がほとんどできない

・立ち上がったり、片足で立ったりする行為がほとんどできない

・歩く、両足で立つといったような移動するための行為がほとんどできない

・トイレ(排泄行為)がほとんどできない

・常に不安行動が見られかつ全体的に物事の理解への低下が著しい

要介護5

・日常生活において必要とする掃除や着替えなどの行為ができない

・立ち上がったり、片足で立ったりする行為ができない

・歩く、両足で立つといったような移動するための行為ができない

・トイレ(排泄行為)ができない

・常に不安行動が見られ、かつ物事の理解への低下が著しい

4.要介護認定の申請後の流れについて

市区町村の住民から介護保険利用の申請を受けた市区町村は、申請者に対して介護認定審査会による訪問調査を行います。

訪問調査では調査員が申請者と直接面談を行い、定められた調査基準に基づいて本人の心身の状況を確認します。また、申請者に主治医がいる場合はその医師に意見書の提出を求めます。

調査員による訪問調査後、介護認定審査会は訪問調査の結果と主治医からの意見書をもとに申請者の介護度を会議にて認定します。認定結果はおおむね1か月ほどで申請者に通知されます。

5.介護認定審査会と介護保険審査会

介護認定審査会は、介護認定の審査と判定をおこなう市区町村の付属機関です。

メンバーは医療保健に携わる医師や看護師、保健師と福祉の実務経験者である介護福祉士、社会福祉士またはケアマネジャー(介護支援専門員)で構成されています。

介護認定審査会のメンバーは市区町村や関係団体からの推薦を受け市区町村長がそれを任命します。

似たような名称で介護保険審査会というものがありますが、これは都道府県に設置されています。要介護度認定に不服のある人からの申請を受けて、市区町村で判断された結果がきちんと法律や条例に基づいて決められたものかどうかを審査する機関であり、介護認定審査会とは別の役割を担っています。

6.転職者にとっても大切な情報となる、施設の利用対象者

要介護認定は心身の状況や住環境、また主治医の意見書などをふまえてから総合的に介護認定審査会によって判断されます。

これら要支援、要介護の要介護認定はあくまでも基準であり、これらの症状に当てはまるからと言って必ずしもそれに合った判定が出るとは限りませんので注意が必要です。

今回は要介護度認定とその区分である「要支援」および「要介護」について説明しました。福祉サービスを提供する機関や団体で働く際にはどのような利用者がその施設を利用しているかについて知ることは大切です。

求人情報から事前に利用者の方のおかれている心身状態を理解し、自分にあった事業所が選択できるとよいでしょう。

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