1. 【2018年度最新版】ホームヘルパー(訪問介護員)とは?初任者研修(旧ヘルパー2級)・仕事内容・給料などについて調査しました

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コラム2018/08/10
【2018年度最新版】ホームヘルパー(訪問介護員)とは?初任者研修(旧ヘルパー2級)・仕事内容・給料などについて調査しました

利用者さんの自宅を訪問し、介護サービスを提供するホームヘルパー(訪問介護員)。その仕事は日常生活の手助けだけでなく、精神面のケアにもつながり、利用者さんの自立生活支援としての重要な役割を持ちます この記事では、そんなホームヘルパーの仕事内容・資格・給料などをご紹介します。

訪問介護員画像

1.ホームヘルパー(訪問介護員)とは

ホームヘルパーは、介護保険法では訪問介護員と呼ばれています。その名の通り、介護サービスを必要としている方の自宅を訪問し、日常生活における手助けをするお仕事です。食事・排せつのなどの身体介護や、掃除・洗濯・炊事などの生活援助を主として行います。

2.ホームヘルパーの仕事内容

利用者さんの自宅で介護サービスを提供することがホームヘルパーの仕事ですが、その仕事内容は以下のように「身体介護」と「生活援助」の2つに大きく分けられます。

2-1.身体介護

身体介護は、利用者さんの身体に直接触れて行う介助の総称で、以下のようなサービスを指します。

  • ・就寝や起床における介助
  • ・排せつの介助
  • ・食事の介助
  • ・入浴、清拭の介助
  • ・着替えの介助
  • ・移動の介助
  • ・自立生活支援のための見守り
  • ・特別な配慮が必要な調理(流動食・糖尿病食・腎臓病食など)
  • ・たんの吸引、経管栄養などの医療的ケア(研修が必要)
  • ・服薬の介助
  • ・通院等における車両への乗降や受診の介助

2-2.生活援助

利用者さんが日常生活を送るために必要な、掃除・洗濯・炊事・買い物などの援助を生活援助と呼びます。利用者さんがひとり暮らしであったり、ご家族が傷病を抱えていたりなど、やむをえない事情がある場合に行います。生活援助には以下のようなサービスが含まれます。

  • ・掃除
  • ・洗濯
  • ・一般的な食事の調理や片付け
  • ・ベッドメイキング
  • ・買い物
  • ・薬の受け取り

3.ホームヘルパーができないこと

ホームヘルパーは、生活援助として「利用者さんが日常生活を送るために必要な援助」を行いますが、「利用者本人以外のために行うこと」「行わなくても日常生活に支障が出ないこと」「日常の家事から逸脱すること」などの援助は、介護保険法により制限されており行えません。例として以下のようなものが挙げられます。

種類 行える援助 行えない援助
掃除
  • ・日常生活を送るうえで必要な居室の清掃
  • ・整理整頓
  • ・ゴミ出し
  • ・大掃除やワックスがけ
  • ・模様替え
  • ・庭の手入れ
  • ・本人の居室以外の掃除
洗濯
  • ・日常生活を送るうえで必要な洗濯
  • ・洗濯物の取り込み
  • ・アイロンがけ
  • ・収納
  • ・特別な配慮が必要な衣服の洗濯
  • ・家庭用洗濯機以外を要する洗濯
調理
  • ・日常的な食事の調理
  • ・配膳や片付け
  • ・おせちや年越しそばなどの行事食の調理
  • ・家族の食事の調理
買い物
  • ・生活必需品の購入
  • ・本人のための食材の購入
  • ・趣味、嗜好品、贈答品の購入
外出
  • ・行政における申請
  • ・デイサービスなどの施設見学
  • ・選挙の投票
  • ・病院の受診
  • ・自立生活支援を目的とした散歩
  • ・法事やお墓参り
  • ・行事の参加
  • ・趣味のための外出(友人宅や習い事など)
  • ・単なる散歩(自立生活支援を目的としないもの)

3-1.介護保険外(自費)サービスって?

ホームヘルパーが提供できる介護サービスは、介護保険法により厳格に定められているため、利用条件やサービスの種類に様々な制限があります。しかし、そういった介護保険内では提供できないサービスを提供するのが「介護保険外(自費)サービス」です。介護保険外となるため、提供するサービスや利用料金などは事業所により異なりますが、基本的には前項で挙げたような「行えない援助」を行うことができるようになります。

4.ホームヘルパーになるために必要な資格

そもそも資格を持っていない人や実務未経験の人でもなれるのでしょうか?ホームヘルパーとなるために必要な資格や、その取得方法について詳しく見ていきましょう。

4-1.無資格・未経験でもなれる?

ホームヘルパーとして働くためには、実務経験は問われないが、介護職員初任者研修を修めている必要があります。

しかし、資格を持っていない方にもチャンスはあります!事業所によっては無資格の方でも求人の応募が可能で、入職後の資格取得支援制度を整えているところもあるようです。ジョブメドレーでも、無資格から応募可能な求人を多数ご用意しています。「介護系資格は持っていないけれど興味がある」という方はぜひ一度ご覧ください。

4-2. 介護職員初任者研修(旧ヘルパー2級)

介護職員初任者研修(旧ヘルパー2級)はホームヘルパーのスタートラインとなる資格で、ホームヘルパーとして働くために最低限必要になる資格です。「介護職員初任者研修」は過去に廃止された、かつてのホームヘルパー2級に相当するものです。ホームヘルパーに限らず、介護職に就業した人がまず修了を目指すこととなる研修でしょう。

介護職員初任者研修については、介護資格のはじめの一歩!介護職員初任者研修って?もご覧ください。

■ 介護職員初任者研修(旧ヘルパー2級)の内容

受講科目 受講時間
職務の理解 6時間
介護における尊厳の保持・自立支援 9時間
介護の基本 6時間
介護・福祉サービスの理解と医療との連携 9時間
介護におけるコミュニケーション技術 6時間
老化の理解 6時間
認知症の理解 6時間
障がいの理解 3時間
こころとからだのしくみと生活支援技術Ⅰ 基本知識の学習 12時間
こころとからだのしくみと生活支援技術Ⅱ 生活支援技術の学習 53時間
こころとからだのしくみと生活支援技術Ⅲ 生活支援技術演習 10時間
振り返り 4時間
合計 130時間

受講資格は特になく、これら全てのカリキュラム修了後(自宅学習含む)に60分ほどの試験を受験し合格することで、介護職員初任者研修の修了者として認定されます。

4-3. 介護職員実務者研修(旧ヘルパー1級)

介護職員実務者研修(旧ヘルパー1級)は介護職員初任者研修の上位に位置する研修です。より幅広い知識や技術を身に着けられる内容となっており、かつてのホームヘルパー1級および介護職員基礎研修に相当し、2013年に介護職員実務者研修に1本化されました。

また、介護職員実務者研修の修了は介護福祉士の受験資格にも含まれているため、介護職でのキャリアアップを目指す方にはおすすめの研修です。

介護職員実務者研修については介護福祉士資格を目指す人必見!介護職員実務者研修とは?もご参考ください。

■介護職員実務者研修(旧ヘルパー1級)の内容

カリキュラムは多岐に渡り、必要受講時間の合計は450時間にものぼります。しかし、介護職員初任者研修やかつてのホームヘルパー(訪問介護員研修)1~3級 、介護職員基礎研修など、保有する資格や修了した研修によっては科目が一部免除されます。免除される科目については、以下の厚生労働省の資料を参照ください。(○がついているものが免除対象)

厚生労働省/実務者研修における「他研修等の修了認定」の留意点について

引用:厚生労働省//実務者研修における「他研修等の修了認定」の留意点について

450時間の受講修了後の試験などは義務化されていませんが、受講したスクールによっては実技試験や筆記試験、課題の提出などが求められることもあります。

4-4. 介護福祉士

2018年現在、介護福祉士は介護系の資格において唯一の国家資格です。介護職員実務者研修のさらに上位に位置する資格で、専門的かつ高度な介護知識と技術を備える資格といえるでしょう。社会的認知度や専門職としての信頼度も高く、転職・就職時には心強い武器となりますし、取得することでのキャリアアップに伴い、給与などの待遇面も優遇される傾向にあるようです。

介護福祉士は国家資格であるため、その資格を取得するためには国家試験に合格しなければなりません。また、国家試験は誰もが受験できるわけではなく、一定の受験要件が定められています。

■ 介護福祉士国家試験の受験資格

国家試験を受験するためのルートは、働きながら目指す「実務経験ルート」、介護福祉士の養成施設を卒業する「養成施設ルート」、福祉系の高校を卒業する「福祉系高等学校ルート」の3つに大きく分けられます。それぞれのルートについてまとめてみました。

■実務経験ルート

  • ・3年以上(勤務日数540日以上)介護等の実務経験があり、介護職員実務者研修を修了
  • ・3年以上(勤務日数540日以上)介護等の実務経験があり、介護職員基礎研修と喀痰吸引等研修を修了
実務経験ルート

■養成施設ルート

  • ・普通科高校を卒業したのち、2年制以上の介護福祉士養成施設を卒業
  • ・福祉系大学、社会福祉士養成施設、保育士養成施設等のいずれかを卒業したのち、1年制以上の介護福祉士養成施設を卒業
養成施設ルート

介護福祉士養成施設を2021年度末までに卒業する場合、卒業後5年間は無条件(国家試験の受験の有無または合否関係なく)で介護福祉士になることができます。この5年間に国家試験に合格、または卒業後5年間通して介護等の実務経験を経ることで、その後も介護福祉士としてみなされます。

■福祉系高等学校ルート

  • ・福祉系高等学校を2009年度以降に入学し、新カリキュラムを履修し卒業
  • ・福祉系高等学校を2008年度以前に入学して、旧カリキュラムを履修卒業(介護技術講習を未受講の場合、国家試験にて実技試験あり)
  • ・特例高等学校(文部科学大臣および厚生労働大臣の指定したもの)を卒業後、9か月以上(勤務日数135日以上)の介護等の実務経験がある(介護技術講習を未受講の場合、国家試験にて実技試験あり)
福祉系高等学校ルート

■ 難易度・合格率

介護福祉士の国家試験の合格基準は、筆記試験・実技試験ともに総得点の60%程度が規準とされています。試験では介護の知識と技術が広く求められますが、2016年度の合格率は72.1%、2017年度は70.8%となっており、しっかりと勉強をしておくことで十分に合格を目指せる資格だと考えられるのではないでしょうか。

4-5. 生活援助のみを行える「生活援助従事者研修」とは

「生活援助従事者研修」は2018年に誕生したばかりの制度で、訪問介護におけるサービス提供者を増やすとともに、サービスの質の向上を目的としたものです。この研修では、生活援助中心型のサービスにおける専門的な知識と技術を学ぶことができます。修了することで、訪問介護においての生活援助サービスに携わることができるようになります。

生活援助従事者研修についての詳細は2018年度から始まった介護の「生活援助従事者研修」とは?もご参考ください。

5.ホームヘルパーの給料は?

厚生労働省が発表した賃金構造基本統計調査統計によると、2017年度の平均月収が251,000円 で、平均年収が3,012,000円 となりました。これはあくまでもホームヘルパー全体の平均給与なので、保有する資格や経験年数などによっては平均以上の給与を目指すことも十分に可能でしょう。

6.最後に

利用者さんの住み慣れた自宅で介護サービスを提供するホームヘルパーは、メンタルケアという意味合いでも重要な役割を持っています。その人が自立した生活を送ることができるよう手助けするその仕事は大きなやりがいに満ちているのではないでしょうか。生活援助従事者研修という新しい制度もスタートし、ホームヘルパーのお仕事を始めやすくもなりました。高齢者の増加とともに今後も需要が増すとみられるホームヘルパーに、少しでもご興味のある方はぜひジョブメドレーの求人を覗いてみてくださいね!

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